MF文庫<br> 怪談実話 無惨百物語 ゆるさない

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MF文庫
怪談実話 無惨百物語 ゆるさない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840139564
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

内容説明

『幽』怪談実話コンテストから飛び出した、忌まわしき才能が叩きつける百話。

著者等紹介

黒木あるじ[クロキアルジ]
1976年、青森県生まれ。2009年、「ささやき」で第1回『幽』怪談実話コンテスト・ブンまわし賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

58
《購入》読み応えたっぷりの一冊。動物の話は苦手だな。。。2015/08/18

田中

33
実際にあった百話が収められている。前半に収められている体験談は、暗めの結末がわりと多かった。「九十話」は、心霊スポットで八甲田山に行き、その後に悪いことが続くのだ。さまざまな怪談本のなかで八甲田山での体験をよく読むが、この地は、絶対に興味本位で近寄ってはならないと感じる。つよい怨念と悔恨のある霊がさまよっている。よからぬ霊障に襲われるから本当に怖い場所だ。「九十九話」は、大震災で母親が行方不明になった岩手の男性の体験談である。胸が熱くなる、切ない母子の哀しい話だった。【日本の夏は、やっぱり怪談】 2022/07/19

ネムコ

33
相変わらずの黒木あるじ品質。百話も入っているにも関わらず、一つ一つの話のクオリティが高い。九十六話から百話まで、東北大震災関係のお話。まだ、辛いですね…。2018/04/11

行加

27
百物語の語り手は数多くいらっしゃいますが、やっぱり今は黒木さんが一番好きです!!怖くて、後味が良くない話も、それはそれで魅力なんですが、黒木さんが採取する話者の皆さんは、神仏に対してあまり無礼を働かないので、何となく共感しながら読めるのです。……………それにこの本、終盤にあまりに辛くて切なすぎる話を盛り込んで来るので、涙腺が弛みまくってしまいました…(T_T) ご出身が東北なのもあるでしょうが…あれはいけません…………2017/05/10

ミロリ

27
これ実話?! と焦りつつもワクワクしながら読んだ。ある程度読むと 毎度訪れる異常な恐怖が楽しみになってくる。濃厚な気持ち悪さが好き。 グロテスクな描写があると つい最大限の努力で想像してしまう。そのせいで読むのに時間がかかるけれど 楽しい時間を長く過ごせたので幸せです。 『37話 何匹』不信感の高まる彼と猫。気持ち悪い。 『45話 わたしのいもうと』一番吐き気がした。想像禁止。 『52話 遺作』臭そうだけどお気に入り。薄ら面白いところが好きなのかも。 『83話 ロールシャッハ』本好きは読んでおきたい。 2013/12/07

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