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内容説明
「視えない」世界が「視える」人たちがいる。霊の存在を感じ、そこからメッセージを受け取る彼らの「心霊」とのつきあい方は?日常生活は?自らも「視える」作家・加門七海が抱いた素朴な疑問を11人の「視える」達人たちにぶつけたインタビュー集。
目次
新倉イワオ
CLAMP
立原透耶
飯田譲治
工藤美代子
平山あや
ザ・グレート・サスケ
竹内海南江
大森亮尚
松谷みよ子
稲川淳二
著者等紹介
加門七海[カモンナナミ]
東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』(ソノラマ文庫)で作家デビュー。オカルト、風水、民俗学に造詣が深く、小説、エッセイなど様々に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
81
《購入》視える世界を垣間見ることが出来大満足。最後の最後まで堪能。2015/01/21
p.ntsk
44
怪談作家加門七海さんと心霊現象に関心のある11人の方々との対談集。中には“視える”方もいらっしゃるけど所謂プロの霊能者とかではないメンバー。それぞれの心霊との関わり方や対処の仕方などが語られています。職業もスタンスも様々だけど心霊に対して総じて親和的で素直であるのは共通点。基本的に霊であっても肉体を持たないだけで人間に接するのと変わらない様子。“視えない”私も一定の敬意を払いつつ心霊とのつきあい方を学んでいきたい。2016/09/02
ゆう
23
★★★★★ いわゆる“視える”11人へのインタビュー。すでに亡くなられた方も何人かいて、「今頃どうしてるのかなぁ」なんて想像せずにはいられなかった。加門七海の著書は、小説はイマイチだけど、体験談を語り合う対談ものは本当に面白い。冒頭の新倉イワオ氏の話にはびっくり。2016/01/18
meow3
15
ああ面白かった!とても満足です。信じる信じないとかではなく、日本人は昔から心霊現象が身近にある国民だと知ってなんか嬉しくなってしまった。加門さんの「えーと、私、怨霊嫌いじゃないしい」のセリフに爆笑。2016/10/04
さっちゃん
12
霊がいるのかいないのかは、わからないので中立の立場としかいえないが、見えないものもあるものとして日本人の遺伝子には組み込まれているように思う。科学的に解明されてないからない、というのではなくあることのほんの一部分しか科学では説明できないということのような気がする。其れ程ここにでてくる話は説明がつかない。あるものとして淡々と受け入れる不思議。2017/02/14