内容説明
人生どこに曲がり角があるかわからない。―またしても悩めるブタ、シッタカブッタは、わたしたちのものの見方や心のクセがどこから始まったのか、生物の進化の歴史をさかのぼってみることにしました。「分けるチカラ」「意識」「祈り」などについて思いをはせ、心を晴れやかにしていきます。「心」を語るベストセラーマンガ『ブッタとシッタカブッタ』シリーズ、本作は切り口も新たな一冊です。
目次
第1部 心とかの歴史…とか。(大いなる流れ;「生」をつなぐ ほか)
第2部 心とかの話…とか。(意識;心 ほか)
第3部 ボクって何?…とか。(粒子と波;世界がボクでボクが世界? ほか)
第4部 神様!…とか。(宗教と神様の創作;死後の世界の創作 ほか)
第5部 人生とかものの見方とか。(悩みの種;何かのために ほか)
著者等紹介
小泉吉宏[コイズミヨシヒロ]
1953年浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。93年に『ブッタとシッタカブッタ』を発表。99年に『ブッタとシッタカブッタ3・なぁんでもないよ』で第45回文藝春秋漫画賞受賞。『大掴源氏物語まろ、ん?』(幻冬舎)で第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。読売新聞夕刊に『ドッポたち』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kemuta
19
心とは何か、自分とは何かを考える本。以前のシリーズよりもちょっと理屈っぽい。ブッタとシッタカブッタのやりとりが少なくなったのは残念だった。やりとりのあとの、シッタカブッタの「あれー?」が好きだったので(^^)2011/04/28
pocco@灯れ松明の火
16
シッタカブッタ(ブタ)が、混沌とした悩みに迷う処、生物の進化や歴史にまで引きずり落して見直し、ブッタ(ブタ)が疑問を投げかけ、答えは自分に中にあると・・・>>>悩みを作り、大きくし、押しつぶされそうになっているのも、全て自分の思考のくせから。この闇から逃れるのは自分の考え方を改善するより他ないのだろう。2012/03/26
ぱんにゃー
14
シッタカブッタと出会ったのは10年ぐらい前かなぁ。あの頃は何も解りませんでしたが、チョットは解ってきました。本当に嬉しいです。2013/01/28
kyon
9
初めて『ブタの○どころ』シリーズを読みました。『ブッタとシッタカブッタ』シリーズで、キャラクターに段々愛着が出てきました。この本は、特にキャラクターが可愛く、余白のつかいかたも上手くなっている気が。(笑)出だしが、人間の進化みたいな内容だったので、あれ?と思いましたが、ちゃんとそれも繋がって分かりやすかったです。他のも、図書館あるかな?2017/03/13
まこっぴ
9
このシリーズは結構好きでよく読んでいます。難しい哲学をこれ以上ないくらいわかりやすく表しているところは小池龍之介さんの著書にも通じるところがあります。わかりやすく書かれていてもムズかしいんですけどね^^;ちょっと気持ちが波立っていたり、煮詰まったりしたときには、ぱらぱらとめくってみるとシッタカブッタに癒されます♪2012/04/27
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