内容説明
希望する高校と高専の図書館に毎週無料で送信している「空想科学図書館通信」。同紙の片隅に、柳田理科雄が書き続けてきたコラムが、高校生や先生のあいだで静かな話題となっている。その150本に加筆し、文庫化したのが本書だ。執筆やTV番組の裏話、講演や実験ショーでの失敗譚、高校時代の泣ける思い出など、楽しくも温かいエピソードが素朴に綴られる。筆者の新しい魅力が瑞々しく輝くコラム集。
目次
前を見よう
理科雄は本名です
銘菓・西郷先生
ミニ番組に出演中
福田沙紀ちゃん
にこにこファイターズ
2月26日
もう26歳
星の数ほど
たいへんお世話になりました〔ほか〕
著者等紹介
柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島に生まれる。県立鶴丸高校卒業後、京都での浪人生活を経て東京大学理科1類に進学。在学中に子供に勉強を教える面白さに目覚め、中退して学習塾講師の道へ。その後、自らの塾を立ち上げる。96年、塾経営のかたわら著した処女作『空想科学読本』が大ヒット。99年に空想科学研究所を設立し、現在はその主任研究員の職に専念して、執筆と研究を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
34
私も芸名だと思っていました。そして何となくシリーズ本の表紙のせいかマッドサイエンティストみたいなイメージでしたが。ごく普通の、いやとっても素敵なお父さんでした。この本はシリーズ外伝とあるように著者の日常を書いたエッセイの部分が多くナイスなエピソードもたくさん(読み返しました)。塾の先生になるために東大を中退ってすごい。シリーズ本編は完読したものが少ないので読メには登録していませんが結構読んでいます2014/03/18
不見木 叫
6
空想科学読本の著者、柳田理科雄さんのコラムの書籍化。ラジオとは別に人柄が伝わってくる。2011/04/22
mamasaku
3
息子たちは、空想科学読本が大好き。思わず手に取りました。素直に語られるエピソードが実に面白い。理科雄さんが、真摯に科学に臨んでいるのがわかります。忙しすぎないか?と心配になりましたが。2018/04/27
桐一葉
2
理科雄さん!絶対忘れへん名前やな\(^o^)/科学やらは苦手やけど、空想科学読本がおもしろい!て思った記憶があったので手にとってみた。また読みたくなったな〜♡2016/01/26
ちゃか
2
柳田さんが、希望する高校に配信している「空想科学図書通信」の片隅に掲載していた、コラムをまとめた一冊。空想科学読本でも思いますが、柳田さんの話題選びというか、話の進め方は好みで、すらすら読めました。 2013/03/27