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小学館文庫
ブロンズの天使 〈第4巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091912480
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

愛か死か・・・? 二人の男は決闘を!?

ナターリアとダンテスの駆け落ち計画を知ったプーシキンは、彼に決闘を申し込む。決闘になれば夫か愛する男が死に、和解すれば愛する男と姉・エカテリーナが結婚してしまう・・・。思い悩んだ末にナターリアは故郷ロシアを捨ててフランスへ向かおうとするが・・・?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

赤とんぼ

12
愚かになるほどの、すべてを失うほどの恋をすることは、ただの愚かなのだろうか。理性では抑えられない、すべてを破壊するほどの想いに囚われることは、、やはり愚かなのだろう。でも、その愚かさを愛さずにはいられない。 陽だまりのような、どんな時にも寄り添い、心なぐさめ温めてくれる、プーシキンの詩を思い出し、彼の愛の深さと、悲しみの深さに、心が痛む。 それでなお、彼にもっと生きてほしかった。彼のさらにこの先の作品を読みたかったと思わずにいられなかったりもする。2016/08/17

arianrhod

1
ついに決闘。アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキンはそして亡くなってしまうのです。政治色が強く母国語で力強く語られ、影響力のあったろう彼の才能と思想を疎ましく思って、散々辛く虐げてきた貴族や専制政治をひくニコライ1世、死亡してもなおも、何かしらの運動に発展するのではないかと恐れたに違いないでしょうね。ダンテスはそんな彼らにのせられて美貌のプーシキンの妻に手をだした感がありますが、この作品のようにロマンティックがあったなら少しは素敵かも。何にせよ、美女に生まれも無知でお馬鹿さんな女はなりたくないです。2014/11/21

珠宝

0
ついにこの時がきてしまった!史実に基づいた作品ということなのでこうなることは避けられないと判っていたけど、でも…2012/05/21

dobochon

0
泥沼の展開パート2。えらいこっちゃ。しかし病んでるプーシキンの方がいいなと思ってしまった。2011/03/15

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