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出版社内容情報
鈴井 貴之[スズイ タカユキ]
著・文・その他
内容説明
話題作『ダメ人間―溜め息ばかりの青春記』につづく、鈴井貴之のエッセイ的私小説、第2弾。
目次
虚弱で薄弱で軟弱で
カニ貧乏
蛇の道
ずっとつづけていること
何でもありの深夜放送
『水曜どうでしょう』
演劇との決別
映画監督になってしまう
処女作クランクイン
どさ回りの上映会
勝利に酔いしれて
原付ベトナム縦断1800キロ
0から1。1から何十倍に
自分ではなく誰かのために
韓国へ
日本人
ウラジオストック
帰国後の葛藤
TEAM NACS
映画『銀色の雨』
『ダメ人間』
再出発
著者等紹介
鈴井貴之[スズイタカユキ]
1962年5月6日北海道赤平市生まれ。地元、北海道を中心に活躍するタレント、映画監督、放送作家。株式会社CREATIVE OFFICE CUEの代表取締役社長。愛称はミスター。大学在籍中に演劇の世界に入り、いくつかの劇団を経て、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。1992年に「CREATIVE OFFICE CUE」を設立。1998年の「OOPARTS」解散後は、タレント・構成作家として『水曜どうでしょう』『ドラバラ鈴井の巣』(HTB)など、現在でも全国にて放送される北海道発のヒット番組を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Emperor
30
社長になってからもさらに拍車がかかったダメ人間ぶり。全作よりも、水曜どうでしょうやTEAM NACSについて触れられていて嬉しかった。エルレの歌詞を引用したあとがきが素晴らしい。「好きな歌だ。僕はこれで前を向ける」2018/01/21
スケキヨ
16
ミスターの言葉ってなんか励まされる。上から目線でもないし、卑屈でもない。「納得出来ないと思うことは、逆にまだまだやれるって証さ」と自己嫌悪君が言ったのが印象に残った。そして「あの頃“も”良かった」と私もいつも言えるようにしたい。韓国での映画修行のくだりは泣きそうになっちゃったよ。よく耐えて頑張ったね、ミスター。2011/04/01
ちろ
14
今回はメディアに登場するようになってからのミスターの自叙伝だったので、知っている名前、知っている出来事の裏話的な読み方としても楽しめた。ミスターの目線から語られる”どうでしょう”についてや、どうでしょう班の話、あるいはTEAM NACSについて、どれも興味深い話で面白かった。そんな中、一番印象に残ったのは”[15] 日本人”韓国で直面したミスターの体験を通じて、私自身の無知さを痛感させられた。ミスターはやっぱり魅力的な人だ。2010/11/14
胡瑯
13
『ダメ人間』の続編。社長になってからのミスターが語られます。どうでしょうの話もありぐいぐい読んでしまった。ベトナムロケになったきっかけやトランシーバーを落としてしまった際のミスターの思いなどを知ることができた。2014/10/16
ぺぱごじら
12
知られざる青春期の後は、割とメジャーになってからの話が中心。時ににこやかに、或いは淡々と、時折不機嫌になりながら『どうでしょう』していた頃にも、色んな葛藤があったんだなと感じます。2010/12/15