- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(中高年)
- > KADOKAWA MFC
出版社内容情報
大震災による混乱が続く中、陸軍は独断で戒厳令を発令。陸軍という巨獣に対抗するため、セイオに打てる手は?
■ポイント
大震災により崩壊した国家の再生を描く群像劇、第2巻! 本巻ではいよいよレンカ帝国の最大勢力・陸軍が登場。「国を救う」という目的のためなら法を無視することも許されるのか? 「危機に瀕した国家を救う」という目的は同じでも、それぞれ異なる価値観や手段によって目的を果たそうとする登場人物達の「想い」も大きな見どころのひとつ。物語の今後を左右する重要人物も次々に登場、物語はいよいよ盛り上がっていきます!
■内容
大震災に襲われた帝都トレンカ。帝都行政の中枢・トレンカ帝都庁では、救助活動指揮の方針を巡りセイオとシンルージ都令が衝突。そんな中、国内における最大勢力である陸軍が法令を無視して出動していた事実が明らかになる。陸軍の実権を握る強硬派将校のリューガやグレイハンはさらに軍独断で戒厳を宣告、帝都全域は軍の管轄下に入ることとなった。軍の暴走という悪夢に立ち向かうべく、セイオは対抗手段を模索するが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤチ
1
ものっっっすごく・・・おもしろい。この漫画はスルメ漫画だと考えられる。なぜなら歴史や政治体系、政治力学などかなり綿密に組まれているからだ。まさに漫画上にひとつの世界を、政治世界を表現してるかのごとく!で、今巻ですが、軍が不穏な動きをしてるということがわかった。それをあの情報が錯綜しまくる現場の中でつかみとるセイオさんの手腕、しびれます・・・。みんながみんな、彼や少佐のような人間ではない、そこが難しい。いろんな思惑がある。そこで必要になるのが権威というものである、というのが骨子かな。次回から表紙のお嬢に期待2011/02/19
とりこ
0
小説が良くて漫画も購入。セイオかっこいいよー 2012/02/19
いちみ
0
スミルが原作よりカワイイ件。2011/04/05
なつき
0
未曾有の大震災。ただ一人動ける存在であるが故に苦悩し疲弊しつつも休まない。その理由は「それが官僚だから」。これ、全公務員必読書でしょ。いよいよ王女も登場、地を這って来た者と知らないものとの対比がうまい。2011/01/23
くーぱー
0
陸軍の暴走が不気味な2巻。スミルの登場で役者が揃った感じ。復興に向けて物語が動き出す。2010/08/08