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内容説明
“魔術師シモン”に連れ去られた遼太郎は、彼の卑劣な誘惑に苦しみながらも、クリスティーナの本意を知ろうと必死だった。クリスティーナが、僕らを裏切るはずがない―その一心で、なんとか彼女と対話を試みようとするのだが…。一方、屋敷から焼け出された美弥子たちは、クリスティーナと遼太郎を案じて心を痛めていた。そんな彼女たちのもとに、ジンジャーがやってくる。新年を迎えようとするロンドンを舞台に、張り巡らされた策謀とは…!?凶悪な“魔術師シモン”との戦いに、少年少女たちは打ち勝てるのか!?マジェスティックファンタジー第9弾。
著者等紹介
五代ゆう[ゴダイユウ]
1970年生まれ。1991年「はじまりの骨の物語」(富士見ファンタジア文庫)で第四回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
2
図書館本。 何やらよくわからん状態で終わった8巻の続きから。 遼太郎の最後の戦いのメインは まさかの口喧嘩とは。 奇しくも、年の瀬に読了。次の10巻は新年の話になるが、待ってられないのでこのままひきつづいて、10巻に。しかし、リアルタイムで読んでた読者は、だいぶ待たされたようで。2016/12/26
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
1
子供たち皆でチカラを合わせて、いざ決戦の場へ!
TSUBAKI Shin-ya
1
敵がはっきりしたのに合わせて、仮想的だったリース警部が役立たずに、バ(略)が腑抜けに変貌。一方でへたれだった遼太郎がいきなりしゃんとして事態収拾に立ち向かう。主人公の変わり身がちょっと唐突に過ぎる気はするが、こうでもしないと話が収束しないのも確か。ここから先は予定調和が待っている。2012/02/01
梱
1
大切なものと閉じこもっていた世界がこじ開けられて、そこから彼女はどんな救いを手にするのだろう。最終巻が楽しみです2011/02/24
tomite
1
遼太郎や周りの少女たちだけでなく、バ(略)の成長も描いてくれて、とても面白かったです。若い少年たちが成長を遂げているのに、肝心のクリスティーナは、彼らの影響を受けて、自分が変わることに怯えているようで、辛かったなぁ。ラストで彼女の下した決断が、果たして、遼太郎たちにどんな影響を与えるのか。何気に、霧月とリーズ警部の凸凹コンビも良かったです。ラストが凶悪なヒキなだけに、はやく、最終巻を出してほしいです。2010/06/08