ＭＦコミックス フラッパーシリーズ 復活の地 〈１〉

みずきたつ/小川一水

メディアファクトリー（2009/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 187p
• 商品コード 9784840129558
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

帝都を襲った突然の大震災！ 政府すら機能を停止した都市を救うため、若き官僚セイオが立ち上がる！！

■ポイント

大震災により崩壊した国家の再生を描く群像劇、待望の第１巻！ 星雲賞受賞作家・小川一水の原作小説を『アドバンス・オブ・Ｚ～ティターンズの旗のもとに～』のみずきたつがコミカライズ。震災とその復興を舞台に、官僚や政治家、軍人達が政治や駆け引きを繰り広げる重厚な政治ドラマです。現実の災害時にも起こりうる様々な問題に関するリアリティあふれる描写にも注目！　原作：『復活の地』全3巻（著：小川一水 早川書房刊）

■内容

惑星レンカを統べる統一国家・レンカ帝国の帝都トレンカを突然の大地震が襲った。人口500万の大都市は一瞬にして死と破壊に満ちた廃墟と化し、救助活動を行うべき政府機関までもが壊滅した……。植民地総督府の若き官僚セイオ・ランカベリーは、この地震で死亡した上司の遺言に従い、被害が増大し続ける帝都における救助活動を開始する。「公僕の矜持」を胸に秘め、セイオは大災害という巨大な敵に戦いを挑む！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[三森紘子]

原作小説がめちゃんこ面白かったので漫画も読んでみた。すぐ死んじゃうシマック閣下がほんとに人格者でねえ…(涙)１巻の時点ではスミルは影も形もなく。

2015/01/18

[hosakanorihisa]

ウケるぞ、絶対。マンガを読まなくなった世代も、小説を読まない世代も手を出す。何かの狼煙を感じる。くるぞ、くる。追記、先についた素人／遅れてきた玄人の話しはベンチャー論として読んだ。

2009/12/24

[灯子]

良くも悪くも原作のストーリーを丁寧に追っているコミカライズ。妙な改変が入るよりはずっといいけど、あまりにそのまんまだとちょっとつまらない、なんて原作ファンの我侭を言ってみる。　むしろ原作未読、小川一水を知らないという人に読んでもらいたいかも。　ところでこの時点でのおっさん率の高さよ…。舞台を考えれば当然かもしれないけど小説で読んでいたときは気づかなかったなあ。

2011/05/14

[カササギ]

原作未読。登場人物たち（特にセイオ）の力強さに、グイグイ惹き込まれた。先が気になるので、残りの巻も早速注文します。

2011/05/06

[なつき]

セイオが思ったより若かったけど、絵の迫力もあって原作を損なうことなく描いている。うん、むしろセイオの若さがより彼の苦悩を出していて、良い感じ。いや、原作でも若かったけど、言動からのイメージがもう少しヒネテいたので。

2011/01/23