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MF文庫
工場のガールズファイト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840128285
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

主人公、音川可乃子は荒川のほとりにある建材メーカーの工場に就職。高卒・未成人の音川ちゃんには、社会のルールや賢い大人の流儀なんてわからない。わかってたまるか、と思う。だから酒乱の先輩や偉そうな上司に全力の正論パンチで挑み、撃沈。しかし持って生まれた気質は簡単に曲がりもへこみもしない。ぶつかり角が丸まらない限り、音川ちゃんの地味で無謀な戦いは続く。ほろ苦く、元気がでる、青春小説。

著者等紹介

遠野りりこ[トオノリリコ]
1975年東京都足立区生まれ。会社員を経て現在、派遣社員。2008年「朝顔の朝」にて第3回ダ・ヴィンチ文学賞読者賞を受賞。デビュー作『朝に咲くまでそこにいて』(「朝顔の朝」を改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のほほん@灯れ松明の火

17
わかる!わかるよ!!って思いながら読んでました。 ただ、音川ちゃんは自分では気が小さいと言っていますが、いやな事はイヤ!とその場で拒否できる強さ(無謀さ)、おかしなことを「それは間違ってるでしょ!」と断言できる勇気をちゃんと持っている女の子だと思いました。それが、ちょっとまぶしくって 羨ましかったです。 2010/07/07

nanagou

2
年齢の割に骨のある主人公でした。 現実世界での問題意識を持って働く大人の少ないこと。2018/09/26

りんふぁ

2
高卒でなんとなく就職した音ちゃん。不条理な大人たちに反発しつつも、年数を重ねる毎にその不条理を理解しつつある自分に悩み。あーあるあるこういうの!、と、共感しながら読んだ。40間近なわたしは、未だに不条理を理解できず、青いままですが(苦笑)音ちゃんの真っ直ぐさ、そのままでいてほしいです。2015/10/25

ジジ

1
うーん。もうひと声、といった感じ。音川ちゃんにはもっと足掻ききってほしかったです。あと、特筆、は、動詞なんだ…よ…ってことが気になりすぎた。全体にちょっと雑な印象。2017/06/10

yamakujira

1
高卒で工場に就職した可乃子が職場の不条理と戦う日々。そんなにブラックな職場でもないのに、まっすぐな可乃子には耐えられないんだろうな。とても気持ちのいい性格の彼女なのに、結局こうなるのか、残念。実家住まいの女子じゃなければ、このまま「東京難民」に続いちゃいそうで怖いね。 (★★★☆☆)2014/06/11

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