内容説明
カマルゴ・バレエ学校に入学が決まり、新しい仲間とともに、レッスンに打ちこむニーナ。だが、家では居場所がない。パパの恋人が、いっしょに住むことになったからだ。そんなとき、パパの仕事で、エジプトへ行くことに…。パリを離れたら、もうバレエはできない!理解のないパパに反発し、ニーナは家を飛びだした。ニーナは、バレエを続けることができるのか。
著者等紹介
ポル,アンヌ=マリー[ポル,アンヌマリー][Pol,Anne‐Marie]
モロッコ生まれ。フランスの児童文学の第一線で活躍する作家。幼いころからバレリーナを目指していたが、交通事故に遭い断念。バレエ界の内情を知る経験を活かし、リアリティあふれる『Danse!』シリーズを発表することで、かつての夢を別の形で実現
寺澤孝子[テラサワタカコ]
神奈川県生まれ。学習院女子短期大学卒業。フランス語翻訳家
松尾日出子[マツオヒデコ]
鹿児島県生まれ。ルーヴァン・カトリック大学卒業。フランス語通訳・翻訳家。15歳から23歳までベルギーで過ごす
小川彌生[オガワヤヨイ]
12月1日、神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業。漫画家。読売新聞社勤務を経て、1998年より専業漫画家に。2003年、『きみはペット』で、第27回講談社漫画賞少女部門受賞。同作品はドラマ化もされ大ヒット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツキノ
1
「運命の輪」が… 子どもって、親の都合に翻弄されるというのがよくわかる。でもニーナは自分で説明する力がある。黒鳥ことオディールの、この巻の最後の歩み寄りはとてもいい。2011/08/20
カヤ
0
自分が好きだと感じた人以外には悪感情を頑なに抱くニーナもニーナだなぁとは思うけれど、ことごとくパパさんが悪手ばかりをくりだすので、そりゃニーナも頑なになるわと思った。2017/03/06
psy
0
テナワケで一気読み続き。今回表紙はくるみ割り。オハナシも王道バレエもの街道一直線。面白いなー。2011/01/09