内容説明
フランス、パリに住む12歳のニーナの夢は、オペラ座のトップバレリーナ“エトワール”になること。でも、大好きなママは病気で亡くなり、パパは失業中で、バレエ教室の月謝が払えないことも。そんなニーナに、名門バレエ学校のオーディションを受けるチャンスが訪れた!果たして、ニーナは入学できるのか。
著者等紹介
ポル,アンヌ=マリー[ポル,アンヌマリー][Pol,Anne‐Marie]
モロッコ生まれ。フランスの児童文学の第一線で活躍する作家。幼いころからバレリーナを目指していたが、交通事故に遭い断念。バレエ界の内情を知る経験を活かし、リアリティあふれる『Danse!』シリーズを発表することで、かつての夢を別の形で実現
寺澤孝子[テラサワタカコ]
神奈川県生まれ。学習院女子短期大学卒業。フランス語翻訳家
松尾日出子[マツオヒデコ]
鹿児島県生まれ。ルーヴァン・カトリック大学卒業。フランス語通訳・翻訳家。15歳から23歳までベルギーで過ごす
小川彌生[オガワヤヨイ]
12月1日、神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業。漫画家。読売新聞社勤務を経て、1998年より専業漫画家に。2003年、『きみはペット』で、第27回講談社漫画賞少女部門受賞。同作品はドラマ化もされ大ヒット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ミルクみるく
12
わたしもバレエをやっているので気になって読んでみましたが,お金が払えないかわいそうな気持ちやどうしても入りたいニーナの気持ちを読みとっていくととてもおもしろいです。入ることに決まったところで終わりとっても気になりますが早く読みたいです.ニーナはグランバットマンがすきと書いてありましたがちなみにわたしも大好きでニーナとにているなと思いました。2010/11/12
ツキノ
2
以前から気になっていた児童書。バレエといえば、子どもの頃はバレエ漫画がいくつもあったのだけれど、そのフランス&児童書版とでもいおうか…ニーナの情熱がニーナが語り手であることで際立って伝わる。児童書のよさが出ている。2011/08/20
カヤ
1
続きが気になる。ニーナもニーナなんだけど、ひたすらに夢をおいかけて死んだママを思っているんだからこうなるよねと。パパさんがどうして失業したんだろうか。仕事ができなるなるほど絶望していたのだろうか。そう思うと、オーディールのことは責められない。しかしバレエに向ける気持ちを軽く見ているのがさびしい。2017/02/24
psy
1
正しいバレエ物!幾多の困難を乗り越えてバレエ道邁進のニーナ。うーむ、素晴らしい・・・表紙も白鳥だし、正に王道バレエ小説かと。一気に読みました(^^ゞ続き楽しみです〜。2011/01/09
kokekko
1
面白かった! 明らかにおこさま向けのカバーで手に取るのが恥ずかしかったけれど、苦境に立たされても夢を諦めない女の子の、スポ根的バレエ話でした。舞台がパリなので目指すはオペラ座。バレエの技の描写が、『バレエ入門』系冊子よりも分かりやすかったのも魅力。やっとバットマン・ジュテの正体が分かった(笑)2009/12/21
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