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内容説明
裕子は読書もけっこう好きなんですぅ。好きな作家は稲垣足穂、色川武大、山田風太郎、あと澁澤龍彦もお気に入りですね―「ぼく」は、迷惑メールの文面を見て驚く。あまりにも趣味がぴったりだ。出会い系のサクラとわかった上で、メールの送り主とやりとりするうち、会うことになって…。第1回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞受賞作に、書き下ろし1編を加えて文庫化。
著者等紹介
中川充[ナカガワミツル]
1977年、奈良県生まれ。第1回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞を「POKKA POKKA」で2006年に受賞。なんでもない日常を鮮やかに切り取る手腕が高く評価される。2007年には、初の長編『青空チルアウト』を刊行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenichi Sakamoto
4
何もやることがない人の話。やることのある人が、読書の時間を楽しもうと思って手に取ったら後悔する話。2018/02/04
kyon
2
表題作品は微妙、、結局何を伝えたかったんだろう。2012/11/24
katsu
2
ホントに何も起こらない話。いろんなエピソードが解決されないまま終わる。う〜ん…2012/09/14
カステイラ
1
著者の個人的な音楽の趣味が前面に出ていそう。あまりに波がなさすぎて面白くなかった。新作も出ていないのも頷けるよ。2014/02/02
chiro
1
純粋に無駄で無意味な時間の有用性。との言葉通りホントに何も起こらない小説。2009/05/20
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