ダ・ヴィンチブックス
株式会社ネバーラ北関東支社

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840121545
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京の大企業でバリバリ働いていた弥生の転職先は、北関東の納豆会社ネバーラ。働きマン、田舎でひと休み…できるのか!?“お仕事+納豆”小説。

著者等紹介

瀧羽麻子[タキワアサコ]
1981年兵庫県生まれ。2004年京都大学卒業。06年小学館『きらら』携帯メール小説大賞グランプリ06受賞。07年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫綺

71
面白いタイトル、面白い装丁なので、当然元気のでるお仕事コメディ小説だと手にとったのに、真面目すぎる展開に肩透かし…(笑)。読みやすいんだけど、盛り上がりに欠ける。残念。2012/06/07

yanae

69
ずっと積んでいた瀧羽さんの小説♡都会でバリバリのキャリアウーマンだった主人公が、縁もゆかりもない田舎の納豆メーカーに転職。仕事をしながら、少し前に凪のお暇をドラマで見てたので、おぉ、お暇…(なんて、こちらはちゃんと仕事もしてますけどね)何て思ったり。ゆったり、再生の日々を描いています。心安らかに読める本。展開には驚くところもあったし、決断にそっちかぁと思っとりもしたけど(笑)瀧羽さんらしい優しい物語です。2019/10/09

七色一味

52
読破。これがそのままその通りというわけではないと思いますが、ある意味、そういう面もあるのかな、と──。都会で生活につかれた時、人はのんびりとした時間と環境の中に身を置きたくなる。そんな、別の時間が流れる地方にやってきた主人公。ゆったりのんびり過ぎる時間が、徐々に心の「おり」を落としていくという、癒し系小説です。凹んだ時など、いいかも知れません。2012/08/30

エンリケ

44
東京のキャリアウーマンの都落ち物語。最初は彼女の世捨て人じみた生活に眉をひそめた。失恋でキャリアを棒に振るとは何とも勿体無い。でもそれはきっかけで有って、彼女には立ち止まる時間が必要だったのかも知れない。田舎の会社でのんびり働く主人公。でも過酷な競争原理は何処にいても同じ。素敵な同僚に囲まれ、徐々に彼女が再生していく過程は読んでいて楽しかった。この作者は言葉少なに人の温かみや哀愁を伝えてくれる。登場人物達が生きてきた紆余曲折がしんみりと心に響き、彼らの言動に共感出来た。満足な一冊。続編は無いのかな?2016/09/09

ぶんこ

41
失恋がきっかけで北関東の納豆メーカーに転職した元キャリアウーマンが主人公。 寝る間も惜しんで働いてきた29歳直前の弥生さんが、気力を失い、東京からも離れたくなった気持ちが、なんとなく分かりました。 そんな時の転職先のユルユル感がいいんです。 やっぱり、職場の仲間が仲が良いのが一番です。 自分が弥生さんと同じ目にあったら、こんな職場で働ける事に感謝で、東京本社に行きたくないです。2014/08/29

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