内容説明
辛酸なめ子(32歳・厄年、独身)、ついに生涯の伴侶(あたらしいマンション)と出会いました。女の引っ越しは、出産と並ぶ最大のデトックスです。とうとう住まい美女に変身!新生・なめ子の“乙女の巣作り”エッセイ。
目次
私が片付けられない女だったころ
引っ越し顛末記(1)不動産に思うこと
引っ越し顛末記(2)修羅場カウントダウン
新築マンションライフ(1)Addicted to おしゃれインテリア
新築マンションライフ(2)素晴らしい日々
特別付録 三十路乙女の住まい談義「買うべきか、買わざるべきか、それが問題です」
著者等紹介
辛酸なめ子[シンサンナメコ]
本名:池松江美。1974年東京都千代田区生まれ。埼玉県で育つ。6年間の女子校生活を経て、武蔵野美術大学短期大学へ進学・卒業。アート、漫画、エッセイ、TVなど、さまざまなジャンルで多岐に渡って活躍中。私生活では、26歳にして初マンションを購入し、今回新たに新築マンションに買い換えるという不動産通の顔を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
82
4年間住んだ30平米弱のマンションが物で一杯になったため広い所に引っ越した顛末記。引っ越し先はおしゃれなモデルルームに一目ぼれで決めたそうです。大量の荷物はお金が掛かります。段ボール40箱、ゴミ45リットルを数十袋出したところで力尽き、あとは皆捨てようとして郵便物の箱をシュレッダー屋に要らない服をリサイクルショップに贈るのに一万円。残りをクリーニング業者に片づけて貰おうとしたら25万円!!「食材や液体は自分でゴミに出してもらえば19万になります」とのこと。やはり普段から物は増やさないようにしなくては。2014/07/25
扉のこちら側
49
初読。2014年488冊め。片付けの実践ではなく、引っ越しでいらないものを捨てて行ったというのが実際。スピリチュアルな内容多し。2014/07/14
扉のこちら側
27
再読。2014年881冊め。再読してもやっぱり卒業したというより放り出して行った感は拭えない。2014/10/16
阿部義彦
19
汚部屋にすっかり馴染んで感覚が麻痺しまくっていた辛酸なめ子さん32の若さでマンション購入を決意!羞恥心はあるので自分だけでひたすら荷物を梱包します。汗だく!その記録と引っ越した後の家具を揃える物欲に嵌りまくり散財しまくります。漫画家って儲かるんだ、が感想なのだ!2016/08/05
ベランダ
15
私が好んで読む整理や片づけとかの内容ではないです。なめ子さんの本は別の意味で面白くてこの本も大好きですが。フセインが隠れていたスペースくらいの場所しか機能していなかったという旧すまいの話、実家の中古一軒家の思い出話(霊関連及び家族の方々も片づけられない遺伝とか)は、修行?ある日無料マンション情報誌で見つけた新築マンションの購入をいっぱつで決めてしまってから、芋虫が蝶にメタモルフォーゼ。なめ子さん、やればできるのね、片づいた暮らし!念願のホームパーティの話も素晴らしくて憧れました。2019/08/27