内容説明
森博嗣のブログ日記文庫化第4弾。2006年7~9月のトピックスは、大阪で行われた鉄道模型コンベンションと、コカ・コーラとのコラボ企画の関連で数年ぶりに行われた名刺交換会。その上京の際に、本書装画を描いている羽海野チカ宅を森が訪問。よしもとばななも合流してのディープな集まりに。3人の不思議な交遊は、この3カ月でさらに深まったようだ。『カクレカラクリ』の映像化で、周囲は騒がしくなりつつも、マイペースをまったく崩すことなく、新作の執筆とゲラ校正を淡々とこなし、模型作りに精進する森博嗣。今回の特別講義の講師は、一児の母でもある謎のシティギャル。
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特別講義(よしもとばなな)
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授職の傍ら、1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。受賞作をはじめとする「犀川・萌絵(S&M)シリーズ」で一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
24
ブログ日記本の四冊目。今回も気になる言葉が沢山あった。「他人がすることに腹を立てる人がいる。…我慢をするつもりならば、顔にさえ出してはいけない、というのが僕の考えである。顔を真っ赤にしているのは、…穏やかにクレームを言う行為よりもずっと野蛮な気がするのだ。」「小説家は人気商売のうちなので、作家自身を多少は演出することも仕事の一部である」2023/07/28
akira
21
モリログ第4段(あれ、変則読みじゃなくなってきたぞ) いやぁ、いい。よしもとばなな回。特別講義まで担当は豪華! 印象深かったのは宇山氏のこと。宇山氏をびっくりさせるために「すべF」を書き、氏のために「探偵伯爵と僕」を書いたと森先生に言わしめる人物。 名作の裏にあるエピソードにじわりとくる。 常にカバンの中に入っていて、ピリっとした思考に触れられるシリーズ。とりあえず、よしもと先生読みたいなぁ。名刺交換会、よしもとばなな先生と羽海野チカ先生がそばで見ていたとかヤバイ…。 「嘘、本当に来たの?」2013/11/02
チョコスコーン
8
パスカルの「なむなむぅ!」が好き。羽海野チカとそんなに仲が良かったとは。なんだか嬉しい。よしもとばななの特別講義は作家の実力を見せ付けられた感。2015/06/25
ソラ
4
【読メ登録以前読了作品】2006/12/18
お~い
4
前のまで散財日記のような感じでしたけど、今回は工具に関するお話かな? 好きなコトやってるなぁという感想です(笑)。2014/07/13
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