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内容説明
マジスターの罠にかかった女帝にかわり、帝国軍を率いて国を守る立場に立たされた14歳のタラ。自分の立場をうらめしく思うタラを、仲間たちが支える。ロバンの恋、ファブリスの思い、そして、カルやモワノーまでも…青春まっただなかの初々しい恋たち。そんな恋心をかかえながら、彼らはマジスターとの激烈な戦いに突入していくのだった!初恋と友情のファンタジー。
著者等紹介
オドゥワン=マミコニアン,ソフィー[オドゥワンマミコニアン,ソフィー] [Audouin‐Mamikonian,Sophie]
フランスのパリ近郊ヌイイ地区在住。アルメニアの王朝時代の国王の直系子孫に当たる。作家
山本知子[ヤマモトトモコ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、東京大学新聞研究所研究課程修了。フランス語翻訳家。絵本からノンフィクション、科学技術書まで幅広いジャンルを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たお
6
いろいろびっくりな展開。はらはらするけど、着地点は良いところ。さすがフランス。ローティーンの恋愛描写も曖昧にはしないんだね。びっくり設定に、エルフは男性の袋で子育てして乳も出ることがあったり(笑) スゴく斬新。本筋も楽しいんだが、脇の設定がさらに奇抜で面白い2012/10/19
ちいさこ
4
相変わらずスピーディーな展開!タラダンカンの魅力は美しい魔術の描写だよね。魔術自体の優雅で魅力的な描写は、ハリーポッターにはあまりなかったかも。そういうところがフランス的なのかな?読むのは何回目かだけど、今まで気がつかなかった伏線らしきものを発見。まだまだ先は長いけどのんびり読み進めて行こう〜2022/06/10
赤とんぼ
4
展開が早くて、びっくりです。細部設定の面白さに惹かれて、ついつい読んでしまいます。2012/12/02
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
4
全10巻で書き上げるからといっても、最期の引きが毎回なぁ…悪魔が登場するファンタジーなのに、悪魔が奏者悪に見えないむしろ間抜けに見えるのはフランスのお国柄か?あっさり読めるので楽しみに読めるのはいいけど、上下巻でなく1冊で出す分量だと思うんですよね。恋のロマンスの進み方は遅めだなぁ…2010/10/10
tellme0112
3
ビックリ仰天の設定。伏線が伏線を呼ぶ。愛はどこへ行く?あと、多文化に寛容なんだなと。勧善懲悪ではなさそうな展開。複雑。宗教とか文化とか、理解できないけど相手を尊重しようとする姿勢が好感度。2012/10/30