内容説明
本書は、読むといながらにしてめくるめくインド映画の世界や、雪国での田舎ぐらし体験や、大相撲イスC席での観戦、上海、マカオ、タイ、そして日本の拘置所等へとあなたを強引にお導きする、20世紀最後の奇書です。
目次
かくも素晴らしきインド映画その1 インド映画のオキテ
ひみつのマルグ印観光名所 東京都豊島区「タダの軒先」
ひみつのマルグ印観光名所 新潟県は糸魚川、山の家
浅草界隈観光
胸も焼ける甘い話
知られざる横溝正史、少年物世界
ベトナムの思ひ出
日本映画を愛せッシリーズ第1弾 多羅尾伴内の巻
深夜マイタケ特急
インド舞踏へのご招待〔ほか〕
著者等紹介
グレゴリ青山[グレゴリアオヤマ]
1966年生まれ。漫画家、およびイラストレーター。京都に在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
42
2004年刊。少し古いけど、グレゴリ青山氏の行動はやっぱり楽しい。本書は海外での話が多め。危険があっても臆さない。そこに変な角度で突っ込んでいく。日本では食べない動物をさばく描写はリアルすぎて、著者のとぼけたタッチでも怖かった。相撲では武蔵丸のファン。妄想の武蔵丸レプリカ(1/5サイズ)はおへそを押すと実物大になって温まれる。武蔵丸の絵が本物そっくりで笑った。潮健児(仮面ライダーの地獄大使役)の評伝『星を喰った男』を小さく絶賛していて、そうそうと頷いた。著者はあくまで実感で生きているのが素敵だと思う。2023/08/17
ぶんこ
27
文庫ではないので、文字が大きいのでは・・・手書きで小さくて読むのが辛い。 5ページほどで断念。2015/06/11
みーなんきー
25
タイに旅行し、女子高生と仲良くなり安い寮で一緒に暮らしたり、海で泳いだり、ディスコに行ったり、怪しい占い師の店に行き…と、旅先で一歩間違えれば危ないような人間同士の深い付き合いをした結果面白い経験がたくさんできてるグレちゃん。インド映画が好きで撮影場面で声をかけ中に入れてもらい有名人と友達になれたのも、その積極性のため。日本人らしからぬその、行動力で経験したことが面白い漫画となってエッセイ漫画が出来てる気がする。2016/11/25
ゆか
10
グレゴリさん週間続行中。読みかけの本が多々あるのに、どうしても、グレゴリさんに手が伸びてしまいます。インド映画のこと、日本映画のこと(片岡千恵蔵)ぢの話歌声喫茶の話など、雑多に並んでいて面白く読めました。2014/01/18
フクミミ
9
中国の人って本当に何でも食べるんだ・・(怖) アカン、見たらアカン 私もアジアの市場の中の食材売り場はドキドキします。2016/02/10
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- 和書
- 池袋怪談 竹書房怪談文庫