内容説明
年上の女性作家と暮らす、ウェイターの僕が、恋に破れた彼女に捧げる思い出のラブ・ストーリー。村上春樹作品の革命的カバー小説。
著者等紹介
狗飼恭子［イヌカイキョウコ］
１９７４年埼玉県生まれ。９２年ＴＯＫＹＯ ＦＭ主催の「ショート・ストーリーグランプリ」にて佳作受賞。高校在学中より雑誌に執筆し、９３年『オレンジが歯にしみたから』（角川書店）を発刊。９５年に小説第１作『冷蔵庫を壊す』（幻冬舎）を発表。以来、恋愛をテーマとした小説やエッセイを多数執筆
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感想・レビュー
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風鈴
1
トリビュート小説。もととなっている作品は読んでいないので、そこはノーコメント。男女の未来にハッピーエンドはあまり期待できない気がするけど、美味しいごはんと隣人の体温を大切にして欲しいな…と思う。2016/04/17
ちばっち
1
村上春樹の『国境の南、太陽の西』のRMX。RMX をどう捉えればいいのでしょうか？島本さんが出てくるし、ハジメくんの話もチラッと出てきたし、 禿げワシもナット・キング・コールも登場して小道具はバッチリなのに読後感がなんだかなぁ…という感じなのは何故だろう?好きな作家さんなのに…。どうせなら子供の父親の話が読みたかったなぁと思ってしまいました。後は村上春樹に関係無く、純粋に僕と百合子さんのお話で良かったのでは、と思いました。2013/07/31
むぅ
0
現在と過去の話が同時に語られていて、でもそれらがどこかで繋がっているから不思議な感じだった。ちょっぴり切なくてあたたかい。2015/05/26
FlowerLounge
0
意外とよかった。けどどうしても村上春樹と比べてしまい、その技術やら才能やらの差に目が行く結果、相対的に雑で不明瞭な印象を受ける。☆32011/10/23
