内容説明
連鎖倒産、夜逃げ…。不況のあおりを受けて、離散したひとつの家族。一縷の望みをかけて、彼らが助けを求めたのは、河川敷に住む謎のホームレスだった。「ナニワ金融道」から5年。青木雄二、初の書き下ろし小説。
著者等紹介
青木雄二[アオキユウジ]
1945年京都生まれ。鉄道会社、公務員、キャバレー、パチンコ屋の店員、寿司屋の見習い等、数多くの職業やデザイン会社経営などを経験。1989年、好きな絵の才能を活かして描いた「50億円の約束手形」がマンガ新人賞に入賞。翌年から「コミックモーニング」で「ナニワ金融道」の連載を開始、圧倒的人気を博する。同作品で1992年に講談社マンガ賞、1998年に手塚治虫文化賞を受賞。突然の漫画家引退宣言後、現在はエッセイ執筆や講演活動などで活躍
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感想・レビュー
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max99
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漫画で読みたかったなー。なんか、へんなところで終わっちゃった感じ。含みをもたせたのかな。どこかで見たことのある文体だなーって思ったら、構成協力 竹内義和て・・・。ナニワ金融道よか、ドロドロ感が薄かったなー。捨てるものが多すぎて、しんどくなっちゃってるよか、何もかも捨てた方が楽になれそうな気はするけど、できないね。やっぱり。自らは。小説、映画、漫画の順番。映画(Vシネかな)も見てみたい。草井満子だとか、土手高子、栗取実子とか、相変わらずだなー笑2017/09/13
Carlos
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金持ちホームレス憧れ。2012/02/26
Junichi Wada
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青木氏の作品といえば学生時代に読んだナニワの金融道以来だったと思い出す。 世の中の不平等を青木節でホームレスの視線から現代の資本主義を見た作品。 2007/07/10