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エロイーズ

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  • サイズ A4判/ページ数 65p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784840102599
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0797

内容説明

この本を読むとプラザ・ホテルに住んでいるエロイーズのすべてを知ることが出来ます。挿絵もいっぱいあり、画家ヒラリー・ナイトの未発表スケッチなど貴重な情報がどっさりつまったエロイースの本。

著者等紹介

トンプソン,ケイ[Thompson,Kay]
1909-1998。歌手、ダンサー、ボーカル・アレンジャー。1940年代のMGM(映画会社)で、多くのミュージカルのコーチ役として活躍。あるとき、友だちをおもしろがらせようとしたトンプソンが、おませな6歳の女の子の声色をつくってみせたのが、エロイーズの始まり。画家のヒラリー・ナイトと組んで、1955年に『エロイーズ』が発売されるやいなや、またたく間にベストセラーとなり、ケイ・トンプソンの名は本の世界でも有名になった。今日までに『エロイーズ』は200万部以上売れ、さらに『エロイーズ、パリへいく』『エロイーズのクリスマス』『エロイーズ、モスクワへいく』の三冊が出版されている

ナイト,ヒラリー[Knight,Hilary]
1926- 。画家。絵本作家のクレイトン・ナイトとキャサリン・スタージェスの息子である彼は、アート・スチューデンツ・リーグに進学、レジナルド・マーシュの指導を受ける。「エロイーズ」シリーズのほかに、50冊以上の子供の本の挿し絵を手がけており、そのうちの6冊は、文章も彼が書いている。彼の住居兼仕事場はニューヨークのプラザ・ホテルの近くにある

井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒業。1989年、小説『わたしのヌレエフ』で第一回フェミナ賞受賞。著書に小説集『グラジオラスの耳』(福武書店)、絵本『みずたまのチワワ』(福音館書店)、翻訳絵本『あなたが うまれた ひ』(福音館書店)、『エロイーズ、パリへいく』(メディアファクトリー)がある。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanata

21
ホテルの最上階に住み、ホテルライフを大いに満喫するエロイーズ。おすましさんのいかにも6歳だなあと思う悪戯にも、ホテル側はめげない。ママは世界を飛び回っているから、ママの知り合いの有名人たちが彼女の空虚な自慢。自慢する相手は彼女の心のなかにいるのか。学校へ行かず、家庭教師を小馬鹿にする。寂しさは見せないところが彼女の切なさを表しているように思う/作者ケイ・トンプソンの思いがつまったミリオンセラーシリーズ1作目。解説では、作品が生まれた時代背景やトンプソン言葉『シンク・ピンク、キッチン・シンク!』が印象的。2018/06/17

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

13
私が読んだのは表紙が違うので古いタイプかな?大金持ちで乳母を従えてホテル暮らしのエロイーズ。お母さんやお父さんが一緒じゃなくたってへっちゃらよ!という感じでホテル中駆けずり回っている。でも寂しさがちらほら見えるんですよね。2019/01/06

金平糖

9
「OLIVIA」の裏表紙の推薦文に本書の挿絵画家のヒラリー・ナイト氏が「エロイーズのいい友達が出来た」と寄せていて気になる。6歳の自由奔放なエロイーズは1950~60年のニューヨークのプラザホテルの最上階に、母が超セレブで多忙のためナニーとほぼ二人。ルームサービスが大好きで遊び場はホテル。いたずら好きでお転婆。幼児体形がかわいらしい。ヒラリー・ナイトはエロイーズの魅力を最大限引き出し、描ききっている。躍動感溢れる動き。大人達の慇懃さ。それでこそエロイーズのラスト!オリビアの良き友人となること間違いなし!2006/06/17

lovemys

7
ニューヨークのプラザホテルにナニーと二人で暮らすエロイーズちゃんのお話。すごく悪ガキな感じだけど、こんなに想像力を働かせて毎日を楽しむなんて羨ましい! 現代だったら、ゲーム三昧、ネット三昧の日々だけど、頼もしく日々を楽しむエロイーズちゃんに、何だか愛しさを感じちゃう。時々、寂しさが差し込むエロイーズちゃんの日常が愛おしい。ちょっと空き時間があると、何をしていいのか分からないうちの子とは大違い! 昔はこんな風に遊んでたなぁ〜、って懐かしくなった(笑)2021/03/30

mixa59

5
両親は金持ちでほとんど不在、主人公の6歳の少女は、高級ホテルに住んで乳母と自由に暮らしています。人間は、自由になると孤独になるということと、その孤独を承知で自由を楽しんでいるエロイーズの姿が、たくましくもあり、寂しくも感じました。 2010/03/05

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