出版社内容情報
干し草の山にとびこみ,変装ごっこで大わらい!やんちゃな六人の物語.ニイマンのさし絵と新訳で.
内容説明
あたしはリーサ、もうすぐ八さいです。やかまし村には、子どもが六人。女の子が三人と男の子が三人です。男の子ってちょっとめんどうだけど、みんなで遊ぶとやっぱりたのしい。干し草の山にとびこむのも、畑しごとも、歌をうたうのも大すき。毎日おもしろいことでいっぱいです!
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド] [Lindgren,Astrid]
1907‐2002。スウェーデンのスモーランド地方生まれ。1945年に刊行された『長くつ下のピッピ』で子どもたちの心をつかむ。その後児童書の編集者を続けながら数多くの作品を生み出し、全世界100か国以上で読み継がれている。没年、スウェーデン政府によりその功績を記念して「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」が設立される
ヴァン・ニイマン,イングリッド[ヴァンニイマン,イングリッド] [Vang Nyman,Ingrid]
1916‐1959。デンマークのユトランド半島生まれ。1945年『長くつ下のピッピ』のイラストで成功をおさめ、絵本や児童書の挿絵を数多く手掛ける
石井登志子[イシイトシコ]
同志社大学卒業。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
14
子どもが6人しか居ない小さな村だけれど、ちっとも寂しくなんかなくて、笑い声で賑やかな「やかまし村」の物語。リーサ、ラッセ、ボッセ、ウッレ、ブリッタ、アンナ。やかまし村の子どもたちが「地面に足をつくとダメ」というルールを作って石の上や柵の上を歩いてみたり、子どもたちだけの言葉を作って無邪気に遊んでいるのが可愛い。日本の子どもと外国の子どもって、中身はほとんど同じですね。子どもがこうしてのびのびと愉快に遊べる世の中って素敵。子どもが元気だと大人も元気になれる気がします。2020/03/15
とみい
8
なつかしい2022/12/28
けむりの猿c((•ω•))ɔ
5
秋のリンドグレーン再読祭り。いや今年はずっとリンドグレーン読んでるけどね♪(๑´ㅂ`๑)こちらの新訳は初めて。イングリッド・ヴァン・ニイマンの挿し絵がカワイイ!そのままTシャツのデザインにしたくなる(*´ェ`*) ウッレが犬のスヴィップを飼うお話しが好き。物語唯一のひとりっ子の良い味が出てた。子ども同士でウサギの売り買いで小遣い稼ぎ。今の日本では道徳的にはダメかな?子供時代にビー玉やメンコを負けた相手から奪うことも楽しかった思い出だけど…(*´∀`*)今じゃねぇ2020/11/21
つぐみ
5
初めてのリンドグレーン。とても面白い。子供の頃にこんな気持ちになったな、こんなことあったなと読み進めるうちに感じた懐かしさは、きっとかつて子供だった者が必ず通る道故になのかもしれない。毎日が冒険で毎日が発見、はきっと世界を全身で知ろうとする子供だからこそ味わえる感覚だろう。新訳だからこその読みやすさもあったかも。続きを読むのが楽しみ。2020/08/23
ルーシィー
4
リンドグレーン。子供だけじゃない大人も心をつかまれています。愛が溢れてるので大人は時々泣けてくる。2020/04/29