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出版社内容情報
増田 勇一[マスダ ユウイチ]
著・文・その他
内容説明
2000年12月26・27日、LUNA SEAはステージという自らの聖域において、その12年間にわたる歩みに終止符を打った。本書はその、輝かしくも混沌に満ち、常に現状で満足することのなかった彼らの、波乱に満ちた歴史の最終章というべき約90日間を追ったものである。「終幕」を心に据えながら、彼らはいかにして最後まで全力疾走を遂げたのか。そして5人を取り巻く人々は、それにどれほどまでに揺り動かされたのか。RYUICHI、SUGIZO、INORAN、J、真矢。本書の主人公は、彼らであって、彼らではない。本書は純粋なドキュメンタリーではないが、脚色はまったく存在しない。無色透明ではなく、しかも完璧ではない人間特有の歪みを持った視線と感性がとらえた「実像と実情の一部」である。彼らは、何故そんなにも執拗に「光」を追い求め続けたのか。何故「終幕」を迎えなければならなかったのか。その真相を溶く鍵が、必ずこの中にはある。
目次
1 00.10.09‐00.11.08―the beginning of the end
2 00.11.09‐00.11.19―a long good‐bye to the neighbourhood
3 00.11.26‐00.12.25―heading for the last period
4 00.12.26‐00.12.27―from zero to one
∞ wishes
著者等紹介
増田勇一[マスダユウイチ]
1961年2月19日生まれ。O型。青山学院大学第2文学部英米文学科中退。『オリコン・ウィークリー』『BURRN!』『ミュージック・ライフ』での計17年の編集者生活を経て、1998年よりフリーランスの音楽ライターに。『ミュージック・ライフ』編集長時代の著書に『ガンズ・アンド・ローゼス詩集』(シンコー・ミュージック)がある。LUNA SEAとの「仕事上の出会い」は、そのガンズのメンバー等が参加したJのソロ・アルバム、『PYROMANIA』に関する「洋楽的見地からの推薦文」を、所属レコード会社の制作担当から依頼された時のことだった。その後、1999年には、LUNA SEA10周年ANIVERSARY LIVE『CAPACITY∞』のすべてを追ったオフィシャル・ドキュメントBOOK、『1999LUNA SEA:THE UNCONVENTIONAL』(小社刊)を執筆。また、Dir en greyのツアーに完全密着したオフィシャル写真集、『視覚~a dead angle~』(小社刊/2000年7月刊行)の編集・執筆も担当。邦楽/洋楽ロックに関し、幅広い執筆活動を行なっている
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