出版社内容情報
マンガやイラストの背景作画に、3Dソフト「SketchUp(スケッチアップ)」を活用する方法を、初心者にもわかりやすく解説した実践的なガイドブックです。
著者は商業ウェブトゥーンの背景作画を担当する現役クリエイター。背景が苦手、パースが難しい、作画に時間がかかる――そんな悩みを、3Dの力で効率よく解決するノウハウを紹介します。
SketchUpの基本操作から始まり、3Dモデルの読み込みやカメラ操作、簡単なモデリングまでをステップ・バイ・ステップで解説。韓国発の高品質3Dモデルサイト「Acon」の使い方や、モデル内を歩いてアングルを探す方法など、実践的な背景作画のヒントが満載です。
CLIP STUDIO PAINTとの連携にも対応。線画・テクスチャ・影を分けて出力し、キャラに合わせたアングル調整や合成方法など、デジタル作画に直結するテクニックも豊富に掲載しています。
中・上級者向けには、タグやスタイル・シーン機能を使った演出の幅の広げ方、既存モデルのアレンジ、光源や影の調整、便利なプラグインの紹介など、より効率的で高品質な背景作画を実現する応用テクニックも収録。
「3Dは難しそう」と感じている方でも、本書を読みながら手を動かせば自然と使いこなせる構成です。
【目次】
●chapter 1 3Dソフト「SketchUp」とは
●chapter 2 基本的な使い方と、簡単なモデリング
●chapter 3 3Dモデルをダウンロードして、さわってみよう
●chapter 4 CLIP STUDIOでの編集がラクになる、SketchUpでの画像出力方法
●chapter 5 応用1 タグ機能を使ってさまざまな演出パターンに対応
●chapter 6 応用2 配置や色などをアレンジして、既存モデルをより好みに近づける
●chapter 7 応用3 スタイル機能とシーン機能を使いこなして効率化
●chapter 8 デスクトップ版でさらに便利に使いこなそう
【目次】
●chapter 1 3Dソフト「SketchUp」とは
1-1.本書について
1-2.SketchUpの推奨スペック、各バージョンの違いについて
1-3.ソフトの始め方
●chapter 2 基本的な使い方と、簡単なモデリング
2-1.画面構成・基本ツールの解説
2-2.既存の3Dモデルの読み込み方
2-3.カメラの動かし方
2-4.簡単なモデリングで各ツールの動きを確認
●chapter 3 3Dモデルをダウンロードして、さわってみよう
3-1.韓国発祥の高性能3Dモデルサイト「Acon」の紹介、使い方、ダウンロード方法
3-2.ほしいアングルを作るために、壁などを表示/非表示にする方法
3-3.実際にモデルの中を歩いてみよう
●chapter 4 CLIP STUDIO PAINTでの編集がラクになる、SketchUpでの画像出力方法
4-1.本書でよく使うCLIP STUDIOの機能
4-2.画面を半透明にするツール
4-3.キャラに合わせてアングルを調整し、出力する
4-4.線画や影、テクスチャを分けて出力する
4-5.CLIP STUDIO上で線画、影、テクスチャをドッキングしてみよう
4-6.(付録)「線画」「影」「テクスチャ」に分けて取り出す場合の早見表
●chapter 5 応用1 タグ機能を使ってさまざまな演出パターンに対応
5-1.タグを編集して使いやすくしよう
5-2.窓越しの演出
5-3.任意のオブジェクトにタグ付けをする
●chapter 6 応用2 配置や色などをアレンジして、既存モデルをより好みに近づける
6-1.家具の移動
6-2.ドアを開ける
6-3.家具を増やす、アレンジする
6-4.テクスチャや色を変更
6-5.必要な小物をモデリングして付け足す
6-6.他のモデルを呼び出して組み合わせる
6-7.影(光源)の移動
●chapter 7 応用3 スタイル機能とシーン機能を使いこなして効率化
7-1.シーンの基本的な使い方(WEB版)
7-2.シーンを登録して、線画状態やテクスチャ状態を一発で呼び出す(WEB版)
7-3.シーンの基本機能(デスクトップ版)
7-4.シーンの設定方法(デスクトップ版)
7-5.オリジナルのスタイルの設定方法(デスクトップ版)
7-6.シーンを一括出力するツールの使い方(デスクトップ版)
●chapter 8 デスクトップ版でさらに便利に使いこなそう
8-1.中・上級者向けに使えるPro版の紹介 めざせプロの作画クオリティ
8-2.画面構成を自分好みにカスタマイズ
8-3.光源の位置を自由に設定できるプラグイン
8-4.背景を簡単に量産できるプラグイン、WEEXの紹介
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