出版社内容情報
業務を自動化したいと思いながらも、「プログラミングは難しいから自分に自動化は無理だ」と思って諦めてしまっていませんか?
生成AIの登場によって、自動化は以前よりもぐっと簡単なものになりました。「やっぱりできない」と思っていた人も、ぜひ再チャレンジしてみてください。
本書では、主にExcelとPythonと生成AIを利用した業務の自動処理について解説します。
自動化のために、生成AIにどのような指示を与えたら良いのか、そしてどのようなプログラムが生成されるのかを、多くの実例をもとに解説します。業務でよく発生するExcelの操作を中心にして、PDFやWebブラウザなどと組み合わせた自動化手法も多数紹介します。
※Pythonの文法の基礎については本書では解説していませんのでご注意ください。
■章ごとの内容
Chapter 1 業務自動化のための準備
どのような仕事が自動化できるのかや、本書で使う技術の紹介、Pythonのインストールとセットアップなどについて説明します。
Chapter 2 Excel自動処理の基本
生成AIを使いながら、まずはExcelの処理を自動化していきます。簡単な表の作成や、ファイルの集計、見積書の自動作成、並び替えやデータ抽出などを行います。
Chapter 3 Excel自動処理の実践編
Chapter 2よりも複雑なExcel業務の自動化を紹介します。セルの装飾やファイルの結合・分割、条件に合うデータの抽出や転記、フォルダ中の全ファイル操作、別形式での保存(CSV化)などを行います。そのほかGoogle Colaboratoryでの自動処理についても解説します。
Chapter 4 Excelを元にPDFやグラフを生成しよう
Chapter 4では、ExcelからPDFやグラフを生成する作業の自動化について解説します。基本的な方法について確認したのち、Excel請求書のPDF化やHTMLからのPDF化、PDF商品リストの自動生成、PDFでのグラフ描画などを学びます。
Chapter 5 WebとExcelを組み合わせよう
Chapter 5では、ブラウザを自動操縦してその結果をExcelに保存したり、CSVファイルをダウンロードしたりする方法を説明します。またExcelのデータをもとに情報を自動送信する方法も学びます。
Chapter 6 OpenAI APIを組み込んだ業務の自動化
Chapter 6では、OpenAI APIを使って、Excelファイルの内容を分類・翻訳・構成したりする方法について解説します。そのほか、画像生成や要約など、AIのいろいろな機能を使った業務自動化について学びます。
【目次】
-
- 和書
- 電撃hp 〈vol.7〉