出版社内容情報
「1手ずつ解説する○○○」シリーズは、1ページに進む手数を4手以内にして、その分、丁寧に解説してあるのが特徴です。これまで多くの戦型を取り上げてきましたが、今回取り上げたのは、第1弾と同じ四間飛車。ただし、「四間飛車破り」がテーマで、石田直裕六段が、居飛車目線で四間飛車の攻略法を解説してくれました。
紹介するのは「エルモ急戦」「居飛車穴熊」「トーチカ囲い」の3つで、急戦と持久戦での攻略法をそれぞれ紹介しています。いずれも現代調の優秀な指し方を紹介しており、どれか1つでもマスターできれば十分に四間飛車と戦えます。もちろん、いろいろな戦い方を覚えることは棋力アップにつながりますので、気に入った順にマスターしていただければ思います。
現在は居飛車党の石田六段は、奨励会三段まで四間飛車党だったそうで、四間飛車の急所を知り尽しているようです。ぜひ本書を読んで、手ごわい四間飛車をやっつけてください。
内容説明
エルモ急戦、穴熊、トーチカで四間飛車を攻略しよう!現代調の急戦と持久戦を解説。もう四間飛車は怖くない!
目次
序章 対四間飛車 基本図まで
第1章 エルモ急戦(エルモ囲いの駒組み;△4三銀型;△3二銀型)
第2章 居飛車穴熊(居飛車穴熊の駒組み;銀冠;△5四銀型;△4四銀型;四間飛車急戦策)
第3章 トーチカ囲い(トーチカ囲いの駒組み;高美濃囲い;ダイヤモンド美濃囲い;△3五歩型;△5三金型を巡る攻防)
著者等紹介
石田直裕[イシダナオヒロ]
1988年12月5日生まれ。北海道名寄市出身。2024年7月、六段昇段。角換わりや相掛かりを得意とする居飛車党。対振り飛車も得意としていて、第4期加古川青流戦優勝、第47期新人王戦準優勝など、各棋戦で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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