出版社内容情報
人間の身体は、季節の移り変わりによってさまざまな影響を受けます。
一年を通じて、四季それぞれの特性に合わせた、手軽で優しい薬膳料理のレシピを紹介します。
最初に知っておきたい薬膳の考え方を解説し、
各章の冒頭ではその季節に取り入れたい食材とその効果をお伝えします。
ストレス、胃腸の働き、代謝、貧血、二日酔い、ほてり、むくみ、冷え、夏バテなど、
それぞれのレシピにはどのような不調の時に取り入れたいかを記載しています。
巻末には便利な「症状別索引」付きです。
忙しい毎日だから、時間をかけて特別なことをしなくても大丈夫。
「今」の自分にとって大切なものを意識しながら、「ちょい足し」しましょう。
日々の食事に健康を促進する食材を取り入れることで、小さな変化が大きな違いを生み出します。
それは単なる健康維持ではなく、新しい一日を迎えることの喜びに直結します。
どんなに忙しくても、時に自分が分からなくなっても、
この本を開くとあなたの「今」に触れ、ページをめくるたびに自分に戻ってこられる――。
そんな人生をご一緒しましょう。
日々を大切に、だけど頑張りすぎず、「自分にとって心地よい暮らし」を見つけられる一冊です。
目次:
知っておきたい薬膳の考え方
そもそも薬膳とは
「陰陽説」を理解する
「二十四節気」で暦をとらえる
「五行説」を理解する
食材の効能や性質を理解する
【春】
春に取り入れたい食材
立春 じゃがいもと鶏肉のロースト ローズマリー風味
雨水 ブロッコリーと干しエビのペペロンチーノ
啓蟄 はまぐりのお吸い物
コラム ちりめん実山椒
他
【夏】
夏に取り入れたい食材
立夏 いわしのハーブたっぷりの香草焼き
小満 ホタテと蒸し玉ねぎ レモンのマリネ
芒種 ガリバタ鰹ズッキーニ、ごぼうのささっと漬け
コラム 梅とまいまい花のシロップ
他
【秋】
秋に取り入れたい食材
立秋 桃とバジルの冷製パスタ、ツナなす塩昆布
処暑 ポン酢きゅうり、長芋ステーキ 黒胡椒ガーリックソース
白露 はと麦とゆり根の塩昆布の炊き込みご飯
コラム 和栗のシナモンジャム
他
【冬】
冬に取り入れたい食材
立冬 かぼちゃとツナと豆腐のグラタン、りんごとプルーンのスパイス赤ワイン煮
小雪 くるみと焼きりんご、ルッコラのブルーチーズのサラダ
大雪 牡蠣のオイル漬け
コラム 作り置きたいご飯のお供七種
他
症状別索引
内容説明
四季の特性に合わせた手軽で優しい薬膳料理。ストレス、胃腸の働き、貧血、ほてり・冷え―それぞれの悩みに対応した「症状別索引」付き。
目次
春(春に取り入れたい食材;立春 ほか)
夏(夏に取り入れたい食材;立夏 ほか)
秋(秋に取り入れたい食材;立秋 ほか)
冬(冬に取り入れたい食材;立冬 ほか)
著者等紹介
増子友紀子[マスコユキコ]
仏料理修業後、取材多数の大人気イタリアンで話題になった元オーナーシェフ。その後栄養学を学ぶ。料理人歴20年。男の子の母。出産後、毎日ごはんで身体をケアすることをテーマに、国際薬膳師として2016年より活動を開始。“毎日の食とくらしから今の自分を大切に生きていく”ことをモットーに、毎日のおうちごはんで元気になる薬膳のヒントを伝えている。毎月のオンライン料理教室「おまもりレシピ」や、薬膳と共に今の自分を大切に生きていく習慣を楽しむ「こしらえごと.Lab」を主宰。実践しながら学べる「まいにち薬膳」の講座や毎月のオンライン講座、自宅講座を含めて、受講数はのべ5,000人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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