出版社内容情報
居飛車が王道で、振り飛車は傍流、とわれわれは思い込まされてこなかったでしょうか。本書は、その常識を疑う意欲的な本です。横山友紀四段によれば、ダイレクト向かい飛車という戦法には数多くのメリットがあり、居飛車の▲2六歩という手をとがめることができるのだと言うのです。経験値で勝負する、という発想ではなく、優秀で普遍的な戦法だからダイレクト向かい飛車にする、と自信をもって言えるようになる一冊です。
内容説明
『ポジショナル・プレー』の概念で振り飛車のイメージを刷新する。居飛車を論理的にとがめにいく。
目次
イントロダクション
第1章 左銀が主役~美濃囲いでガンガン攻める
第2章 先手6五角の乱戦は怖くない
著者等紹介
横山友紀[ヨコヤマトモキ]
2000年生まれ。兵庫県加古川市出身。2021年、四段。若手振り飛車党のひとりとして注目を集める。四間飛車や角交換振り飛車を得意とし、本筋の手を積み重ねていく棋風。本書が初の著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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