出版社内容情報
本書は「居飛車の3手目▲2五歩を咎める」というコンセプトで生み出された画期的な新戦法「菜々河流向かい飛車」を紹介する本です。
公式戦で黒田尭之プロが採用し、勝利をおさめたことで話題を呼びました。
本戦法の創始者でVtuberの菜々河れいさんと、黒田五段がその魅力と研究を大いに語る内容となっています。
内容説明
衝撃の後手4四角!自ら動ける新感覚の振り飛車を本家&最強の使い手が解説。
目次
序章 菜々河流向かい飛車とは
第1章 先手2四歩決戦
第2章 角交換型
第3章 対先手3六歩型
第4章 先手7六歩保留型
第5章 先手番の菜々河流と天彦流
第6章 手筋・実戦編
著者等紹介
黒田堯之[クロダタカユキ]
1996年9月26日、愛媛県松山市の生まれ。2008年9月、6級で奨励会入会。畠山鎮八段門下。2019年4月1日、四段。2021年2月4日、五段。順位戦はC級1組。竜王戦は6組。居飛車、振り飛車を指しこなすオールラウンダー。本書のテーマである「菜々河流向かい飛車」をプロ公式戦で採用し、勝利したことで話題となった
菜々河れい[ナナカワレイ]
将棋系Vtuber。将棋の序盤研究や対局に関する動画を発信している。棋力はアマ五段。本書のテーマである「菜々河流向かい飛車」の創始者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
18
衝撃の44角出から向かい飛車に回る、将棋Vtuber発案の戦法。兄弟戦法である「天彦流向かい飛車」の解説も載っている。 菜々川流はたまにやるのだが、詳しくは知らないので、読んだ。菜々川れいと、黒田プロの掛け合いで、やさしく解説されて、勉強になった。 菜々川流の天敵である、「角道を開けない村田システム」への対策も載っていて、45歩と角頭を狙う手には、なんと33角と手損して戻って、伸びた45歩を目標にするらしい。 あと、天彦流のほか33金・菜々川流居飛車、先手番菜々川流も収録。 菜々川流やるならマストの棋書2025/06/21