出版社内容情報
終盤力の向上、読みの強化に有効な詰将棋。しかし、詰将棋で出てきた形がなかなか実戦で現れず、歯がゆい思いをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本書は、囲いに入った玉を詰ます問題集です。矢倉囲い、舟囲い、美濃囲い、銀冠。どれもよく使われる囲いで、実戦で実際に詰ましたことがある形も多いでしょう。手数は7手~15手とやや長めですが、一直線の詰み筋もあり、解きやすいはず。
玉を詰ましにいく方法は、(1)「要の守備駒を奪い取る」、(2)「守備駒が利いていない所を攻める」、(3)「詰ましやすい玉の位置を探す」など他にもたくさん解くコツの要素があります。むやみに手を探すのではなく、考えの根拠を持って理想を描くことが大切です。
同じ囲いの似た詰み筋の問題をたくさん解いて、さっそく今日の対局で使ってみましょう!
内容説明
むやみに手を探すのではなく、考えの根拠を持って理想を描くことが大切。7手~15手の詰将棋。囲いの急所を知れば、長手数だって怖くない!
目次
第1章 矢倉(第1問~第69問)
第2章 舟囲い(第70問~第112問)
第3章 美濃囲い(第113問~第182問)
第4章 銀冠(第183問~第200問)
著者等紹介
武市三郎[タケイチサブロウ]
1954年3月30日生まれ。徳島県徳島市出身。2014年4月1日、七段。マイナー戦法の筋違い角を得意としている稀有な棋士。将棋教室で長年講師を務め、非常に丁寧な解説には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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