出版社内容情報
本書は「定跡伝道師」の異名を持つ所司和晴七段が、八枚落ちから香落ちまでを解説した駒落ちの定跡書です。
手順を述べるにとどまらず、下手の狙いや感覚などについても丁寧に解説してくれました。
上手の奥の手とそれを打ち破る手順、さらには従来の定跡より優れた下手の指し方なども多く紹介しています。
羽生善治九段は「ふっと気がついてみると、以前よりも前進している自分を感じられる本」として、本書を推薦してくださいました。
また、藤井聡太竜王は「私も将棋を覚えたての頃には、この本を読んで勉強をしました」とのことです。
ぜひ本書を読んで、しっかりと将棋の基本を身につけてください。
※本書は『【決定版】駒落ち定跡』(日本将棋連盟、2000年上製本発行、2010年並製本発行)と同一の内容です。
内容説明
八枚落ちから香落ちまでよくわかる駒落ち定跡の決定版!!
目次
第1章 八枚落ち
第2章 六枚落ち
第3章 四枚落ち
第4章 二枚落ち
第5章 飛車香落ち
第6章 飛車落ち
第7章 角落ち
第8章 香落ち
著者等紹介
所司和晴[ショシカズハル]
昭和36(1961)年10月23日、東京都江東区の生まれ。53年11月、5級で(故)平野広吉七段門。55年初段、60年6月四段、62年五段、平成4年六段、17年七段。将棋の普及に人一倍熱心で、弟子に渡辺明名人、松尾歩八段、宮田敦史七段、石田直裕五段、石井健太郎六段、近藤誠也七段、大橋貴洸七段らがいる。趣味はシャンチー(中国象棋)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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