出版社内容情報
右玉・それは古くからありつつも定跡化されていない風変わりな戦法であり、同時にそのバランス感覚が現代将棋を先取りしていたともいえる、奥深い戦法です。10代でプロ入りした期待の若手、高田明浩四段はこの右玉の使い手としても知られています。本書では21世紀生まれの新しい観点から、古くて新しい戦法、右玉を解説します。現在主力戦法にしている先手番四間飛車にも1章を割いてご紹介。
内容説明
相手の作戦にハマらない。自分の世界で戦える。いざとなれば千日手。AI時代の右玉は後手番で全軍躍動!ソフトの研究+オリジナルの構想で「勝ちやすさ」を徹底追求。
目次
第1章 角交換型右玉(対矢倉先手5八金型;対先手4八金型 ほか)
第2章 雁木右玉(vs早囲い;vs先手7八金先手6九玉型)
第3章 対振り右玉
第4章 先手四間飛車
著者等紹介
高田明浩[タカダアキヒロ]
2002年、岐阜県生まれ。2021年4月、四段。早見え早指しのオールラウンダー。奨励会時代は右玉を多用し、プロ入り後は振り飛車も得意にしている。藤井聡太と同世代で、将来を嘱望される若手棋士のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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