出版社内容情報
級位者のなかには、定跡を覚えてもその展開にならない、とお悩みの方は多いはず。
定跡はそれだけでは知識に過ぎません。大事なのは、本質的なロジックを理解することです。
本書は、細かい手順よりも、基本的な考え方や応用の利く手筋を中心に解説した新しい構成の本です。
アマチュアに人気の三間飛車を題材に、「さばき」「受け」「形勢判断」の考え方が身につくように工夫されています。本書を読んで、初段を目指しましょう!
内容説明
暗記より理解を!初段を目指すために身につけるべき定跡を超えた「ロジック」
目次
第1章 三間飛車のさばき(飛車の「さばき」;角の「さばき」;強気な「さばき」 ほか)
第2章 三間飛車の受け(侵入させない「守り」;早めの「守り」;争点をずらす「守り」 ほか)
第3章 三間飛車の形勢判断(さばき合いの「形勢判断」;ねじり合いでの「形勢判断」;手番を軸に「形勢判断」 ほか)
著者等紹介
遠山雄亮[トオヤマユウスケ]
1979年生まれ。東京都出身。2018年六段。棋士会副会長。Webでの普及活動に熱心な棋士として知られている。将棋界を分かりやすく伝える記事を各メディアにおいて連載中で、「Yahoo!ニュース個人」での累計PVは2000万を超える。ABEMA将棋チャンネルでは級位者にもわかりやすい解説でファンに人気だ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mzo
8
これは実に分かりやすい将棋のテキスト。自分のような、中盤で何を指すか迷ってしまう人に対し、何をどのように狙って指せばよいかを、ロジカルに説明してくれる。大変勉強になりました。ぴよ将棋で勝てる相手のレベルが5くらい上がりましたよ。自分でもびっくり。2022/10/26
kenitirokikuti
4
そのうちちゃんと読もう▲さて、最初に三間飛車の捌きについて学んだあと、受けが続く。攻守というし、攻めの対語は守りのはずだが、将棋ではなぜ攻め・受けと言うのか知らないと著者遠山氏。受け太刀って言葉があるから、剣術のことばからだと思うけれど。2023/06/25
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- 日中辞典 (第2版)