マイナビ新書<br> 将棋・棋士の素顔―知られざる千駄ヶ谷の魔境

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将棋・棋士の素顔―知られざる千駄ヶ谷の魔境

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  • サイズ B40判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839980610
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

出版社内容情報

「私より弱い人の記録係はやりたくありません」
当時はまだ奨励会員だった、芹沢博文九段の言葉です。今では考えられない話ですが、昭和の時代にはこういった個性的な棋士がたくさんいました。

本書は青野照市九段が大山時代から現代まで、棋士や将棋界のことについて語った本です。
現在、五冠となった藤井聡太竜王の話にはじまり、心に残る先輩棋士の話や、将棋界を支える棋戦の話などを詳しく紹介しています。
ぜひ本書を通して、「魔境」の奥をのぞいてください。

内容説明

「私より弱い人の記録係は、やりたくありません」当時はまだ奨励会員だった芹沢博文九段の言葉です。いまでは考えられない話ですが、昭和の時代にはこういった個性的な棋士がたくさんいました。本書は青野照市九段が大山時代から現代まで、棋士や将棋界のことについて語った本です。現在、五冠となった藤井聡太竜王の話にはじまり、心に残る先輩棋士の話や、将棋界を支える棋戦の話などを詳しく紹介しています。ぜひ本書を通して、「魔境」の奥をのぞいてください。

目次

第1章 時代を飾る棋士の素顔
第2章 将棋界のエピソード
第3章 将棋界を支える棋戦の数々
第4章 棋士人生あれこれ

著者等紹介

青野照市[アオノテルイチ]
1953年1月31日生まれ。静岡県焼津市出身。1989年度、第37期王座戦でタイトル初挑戦。棋戦優勝は3回。対四間飛車の「鷺宮定跡」と横歩取りの「青野流」は、それぞれ升田幸三賞を受賞。日本将棋連盟の理事を長年務める。2000年12月「しずおか大賞」、2011年7月「外務大臣表彰」。2022年6月現在、現役最年長棋士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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R

40
昭和将棋列伝といった感じで、大変面白かった。にわか観る将をやりだしたところなので、羽生世代より前のリアルなところが描かれていると、もはや神話のような感じがしてとても楽しかった。大山時代の生き証人でもある内容だったけど、升田将棋についてかなり量を割いていて、そのすごさ面白さというのが伝わってきて大変よかった。静岡への愛の深さもよい話で、当時地方新聞との繋がりがそういった郷土愛とリンクしていたのに納得感心した。スポンサーというものについて考えるきっかけにもなる話だった。2023/03/22

gtn

24
奨励会時代の将棋会館住込みや、ベテラン棋士達の棋戦中の遠慮のない会話、破天荒なエピソード等、著者は、昭和の空気を味わった最後の世代。1953年生まれにして棋士最年長とのこと。囲碁と比較し、棋士寿命が短く、それだけ過酷といえる。A級に昇格した際、同郷の故芹沢九段がお祝いしてくれ、「もう頑張らなくていいぞ」との言葉をかけられる。タイトルも獲得していないのにと思っていると、「静岡県人が横綱になれる訳ないだろ」との駄目押し。芹沢の屈折した思いが伝わる。2023/04/22

Gamemaker_K

9
青野さん、地味ではありますが偉大な方ですよ。タイトル戦には絡まなかったけどA級まで昇りつめた方ですし。ということで最後の章の「棋士人生あれこれ」が一番面白かったですね。・・・青野さん考案の鷺宮定跡なんて形がかっこよくて、相手に先に飛車振られたら手の意味考えず真似してましたね(あんまり勝てませんでしたが)。2024/03/24

チェアー

6
描かれているのは、知っていること8割、知らないこと2割。その2割の記述はそこそこ面白い。給料が上がらない話、買った人にたかる風習、勝ちにこだわる棋士。塾生(これも死語になった)時代、麻雀の後片付けは本当に嫌だったという話は実感がこもっている。恵まれない時代を経験した棋士は少なくなってきた。書き残しておくことには意味があるだろう。 2022/09/26

ちょーのすけ

5
新聞の連載記事をまとめたものなので、話題の時期が前後していて読んでて戸惑うのはマイナス点。往年のクイズ王・囲碁の小山鎮男、現代の株主優待王・桐谷広人という名前が本職の話題で出てきたことにおぉ~と思った。全くの余談ですが、何年も前に妹から「友人の弟さんが将棋の棋士」と聞かされて、そりゃ珍しいと思いつつタイトルを取るような人以外は「誰?」でしかないしなぁ…でした。でもその人、杉本さんという名前で、後に、化け物みたいな天才の師匠として有名になられたのでした。2023/01/27

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