出版社内容情報
およそ30年後の未来、2050年。
14歳の君たちは40代も半ばで、
社会を支える中心的な存在となっていることだろう。
どんな未来を迎えたいか、本気で考えてみよう。
いい未来を具体的にイメージすればするほど、
そのためにやるべきことが見えてくる。
バッドシナリオを描くと
どんな世界になってしまうのか。
自分たちで生み出す
2050年の世の中は、
どんな世界だろう?
内容説明
14歳、変化の時代に今考えるみんなの未来。
目次
FASHION 自分らしい服を着る暮らし
FOOD 「食の自由」が共通の価値観となった世界
RESIDENCE 暮らすことの選択肢と選択眼が世界を豊かに導く
TECHNOLOGY 安心安全が当たり前の優しい街
ECOTECHNOLOGY 近代的な豊かさと自然が共生する世界
MANUFACTURE 生活者の隣で生産活動を行うことができる世界
POWER SOURCE 未来につながるエネルギー
ENERGY 自分たちのエネルギーがそばにある暮らし
FINANCE サステナブル・ファイナンスが実現する「持続的成長が可能な2050年の社会」
LOCAL ECONOMY いつでもそこにある町
CURRENCY 「世界共通のデジタル通貨」の登場と格差がなくなり世界がひとつになった社会
SOCIETY 全ての人がつながることで社会課題が解決される世界
COMMUNITY 「ありがとう」がつながり良い未来が選択できる世界
MEDICAL 感染症も心配無用、みんなで支える健康社会
LIFE 寿命を全うする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くすりん
2
2050年の社会を人類が良い選択をした場合=ユートピア(有りたい姿)、悪い選択をした場合をディストピア(有りたくない姿)として同じテーマで書いている。タイトルに14歳の特別授業とあるが、社会人こそ読むべき内容かと。ユートピアを成り立たせるために必要な事を今からよく考え、行動していくべし。人類が今後も持続出来るように。2023/01/18
kaz
2
SDGsの観点から、ユートピアとディストピアを描く。子どもを対象とした仕立てとは言え、内容は興味深い。図書館の内容紹介は『2050年、世界はユートピア? それとも…。14歳の日常生活に紐づいた様々なテーマを設定し、ユートピアとディストピアを合わせて描く。表紙側からユートピア、裏表紙側からディストピアを読む、天地逆の両開き本』。 2022/07/16
神田智弘
0
今、我々は未来の分岐点にいる2024/06/09
yoshi
0
図書館本。14歳の特別授業と題されているが、14歳にしては難しい内容で大人向けに近い。でも、この内容を14歳から考えてほしいとも思う。2050年の未来を「ありのままの自分で生活している未来=ユートピア」と「ありのままの自分で生活することを諦めた未来=ディストピア」に分けて、それぞれ対応させながらバックキャストでアプローチする本書は、「そのためにどうする?」を考えて行動し続けることの重要さを説く。2024/03/11
土曜日
0
左開き右開きでユートピア、ディストピアな2050年が描かれている。製本にアイデアがあって面白いコンセプト。表裏で見る事で、問題の複雑、多面さに気付ける。2022/10/14
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