出版社内容情報
白石勇一七段の人気シリーズ「やさしく語るシリーズ」の第五弾です。
わかりやすく論理的な解説で、今回は「石の攻め方」について解説していきます。
攻めには大きく分けて4種類あります。
・根拠を奪う
・閉じ込める
・分断する
・迫る
それぞれの特徴を理解しているでしょうか?
例えば、「その手自体に価値はなく、後の展開で利益を回収する」攻めの手はどれでしょうか?
特徴を理解していないと、攻めることで返って損をしてしまいます。
また、攻めで重要なことは「利益を上げる」ことです。
石を取ることができれば最高ですが、取れなくても大きな地ができる、などの利益を得るために攻めるのです。
そのためには「目標」の設定が重要になりますが、本書はその方法も解説しています。
囲碁は中盤が強いほうが勝つ、と言っても過言ではないので攻めがうまくなるとグッと勝率が上がります。
本書で攻めの神髄を身につけ連戦連勝を目指してください。
内容説明
攻め巧者はラクに勝てる!「様々な攻めの特徴と攻めのゴールを理解すれば勝率がグッと上がります」。大人気シリーズの最新作。4つの攻め方を使いこなし、効率的に利益を上げよう。根拠を奪う、閉じ込める、分断する、迫る。
目次
序章 攻めの意義と注意点
第1章 石の攻め方と特徴
第2章 練習問題
第3章 応用的な攻め
第4章 総合問題
第5章 棋譜解説
著者等紹介
白石勇一[シライシユウイチ]
昭和59年生まれ。神奈川県出身。岩田一九段門下。平成17年入段。30年七段。平成13年第25回全国高校選手権優勝。平成22年第35期新人王戦で優勝し、初タイトル獲得。ブログやtwitterで積極的に囲碁界の話題を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。