出版社内容情報
イラストの「質感」というと何を思い浮かべるでしょうか?
ざらざらしていたり、キラキラ光っていたり、影や光の表現の思い浮かべる方もいるでしょう。
イラストを描く上で「質感」は避けては通れない技術です。
質感の表現力によって、作品の説得力や情報量がまったく違ってくるからです。
本書は、そんなイラストの「質感」について、
ただ描くだけではなく、
何故その質感に見えるのか、についても簡単に紐解きながら
基礎知識から応用、スグに使えるテクニックまで深く濃く解説していきます。
著者は、人気イラストレーターの江川あきら先生です。
取り上げるテーマやテクニックは、江川先生のイラスト講師の経験をもとに、
初心者~中級者がつまずきやすい箇所を厳選して解説していきます。
==目次==
第1章 ライティング編
ライティングの基礎
ハイライトとシェード&シャドウ
反射光
環境遮蔽
環境の映り込み
第2章 質感編
質感を形作る要素たち
ベースカラー
質感
反射率
粗さ
透明度
第3章 描き方編
ブラシを使い分ける
不透明度を変える
ツールを使い分ける
タッチと流れで形を作る
形状と流れを考える
第4章 マテリアル編
鉄/金/メタル/ガラス玉/透け感のある宝石/透け感のない宝石/カットした宝石(ダイアモンド)/原石(水晶)
コットンの布/サテンの布/ベルベットの布/レザーの布/エナメルの布/透け感のある布
ゴム/プラスチック/材木の板/草/紙/岩/苔の生えた岩/コンクリート
ふわふわな毛/水滴/肌・手
◆本書5大特典◆
オリジナルブラシ/練習用線画/練習用テクスチャ/作業動画/番外編PDF
内容説明
「色」「反射」「透明」「粗さ」4つのポイントで描き分け!ワンランク上の質感表現。ライティングから質感の表現まで幅広く解説!さまざまな質感の描き方30点を収録。
目次
1章 ライティング(ライティングの基礎;ハイライトとシェード&シャドウ ほか)
2章 質感(質感を形作る要素たち;ベースカラー ほか)
3章 描き方(ブラシを使い分ける;不透明度を変える ほか)
4章 マテリアル(鉄;金 ほか)
5章 カバーイラストメイキング(メイキングについて;ラフ ほか)
著者等紹介
江川あきら[エガワアキラ]
2Dデザイナー・3Dモデラーとしてコンシューマーゲーム開発会社に勤務した後、フリーランスとして独立。男性キャラクター、重厚な印象のイラスト制作を得意とする。現在はトレーディングカードゲーム、ソーシャルゲーム、書籍等のイラスト制作やキャラクターデザイン業務を主軸に活動をし、学校講師なども行なっている。業務外では美術展や同人冊子制作等での作品発表もライフワークとしている。かっこいいものと赤が好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。