出版社内容情報
人は自分の理解できないものに恐怖を抱きます。
囲碁でその最たるものが「模様」です。
「どこに入ればいいか」「入った石が攻められた時にどうすればいいか」「いつも取られるから入りたくない」など悩みは尽きません。
模様に対する恐怖心をなくし、攻略するためにはまずは「模様のことを知る」ことが重要です。
本書では、まずは模様がどういったものであるか、というところからしっかり言語化しています。
敵の正体を掴めば、自然とどうやって消せばいいか、も見えてきます。
次に「どのタイミングで消せばいいか」「どれくらい消せばいいか」といった戦略的な考え方を身につけることも重要です。
本書では身につけるべき考え方とその目安を明示しています。
さらに実戦問題を31題用意しました。
考え方を実戦でどう活かすか、ということを実践できるとともに、具体的なテクニックも身につけることができます。
本書を読んで、模様を殲滅してください!
内容説明
人気囲碁講師・初段シリーズの第三弾!模様はこうやって消せ!正体不明の「模様」を徹底解剖。練習問題でラクラク復習。
目次
第1章 上達の仕組み(人は経験で壁を壊し、経験によって壁が生まれる;成功・失敗・経験も認識しないとないのと一緒;勝ち負け以外の小さなハードルを用意する)
第2章 模様消しの考え方(模様消しは二つのタイプがある;模様って何?;資源と確定値の違いを理解しよう;消しとウチコミの違い;石の高さと消し ほか)
第3章 次の一手問題(1問~31問)
著者等紹介
足立泰彦[アダチヤスヒコ]
平成3年生。アマチュア八段。現在は主に、兵庫県で囲碁インストラクターとして幅広く普及活動を行っており、独自の上達法で多くの初級者を有段者に導く。「豆腐の角」というペンネームで「囲碁の経営戦略」というブログを執筆。超実戦派ブログとして親しまれ、常に囲碁ブログランキングの上位に位置づけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。