出版社内容情報
みなさんは詰将棋解答選手権初級・一般戦をご存知でしょうか。
本大会は例年4月に開催されている、詰将棋の解答の正確さと速さを競う大会です。
昨年は、「札幌・おいらせ・青森・盛岡・天童・沼田・熊谷・松戸・船橋習志野・さいたま・東京・甲府・佐久・新潟長岡・石川・静岡・高山・瀬戸・名古屋栄・名古屋昭和・大阪・倉敷・広島・丸亀・福岡春日・大分・長崎」全国27箇所で開催され、計1313人が参加しました。 今最も勢いのある将棋系イベントと言えるでしょう。
また本大会の別部門であるチャンピオン戦には、斎藤慎太郎七段や宮田敦史七段をはじめとする多くのプロ棋士が参加しています。
藤井聡太七段も小学2年生の時から毎年参加しており、昨年は5年連続優勝を果たしたことで話題となりました。
本書は初級・一般戦の過去11年分の問題を、大会の創始者である若島正さんがやさしく分かりやすく解説したものです。
若島さんは詰将棋の2大賞である塚田賞7回・看寿賞9回を受賞している一流詰将棋作家でありながら、英文学者・翻訳家・チェスプロブレム作家の肩書を持つ天才。
本大会で出題される問題は一流の詰将棋作家達が創り上げた作品です。
初級戦は1手詰~5手詰が6問。一般戦は5手詰~15手詰が6問出題されます。
詰将棋解答選手権初級一般戦へ参加を考えている方や優勝を目指している方、詰将棋が好きな方は必携の一冊です。
内容説明
詰将棋解答選手権初級・一般戦、10年分の出題作品を若島正が解説。
著者等紹介
若島正[ワカシマタダシ]
昭和27年8月10日生まれ。京都出身。京都大学理学部卒、同文学部英文科卒、同大学院文学研究科修士課程修了。京都大学名誉教授。詰将棋の2大賞である塚田賞7回、看寿賞10回を受賞している当代随一の詰将棋作家であり、英文学者・翻訳家・チェス・プロブレム作家の肩書を持つ。第1回~第10回詰将棋解答選手権の主宰。退任後、選手として出場した際には久保利明九段、広瀬章人八段らトップ棋士を抑えて61歳で優勝。2001年、「乱視読者の帰還」で本格ミステリ大賞受賞。2003年、「乱視読者の英米短篇講義」で第55回読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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