出版社内容情報
本書は、詰将棋のルールにとらわれず、実戦的であることにこだわった新感覚問題集の第2弾です。
余詰あり、駒余りありという斬新な発想の元に発刊された前著『妙手に俗手、駒余りもあり!実戦詰め筋事典』は実戦に役立つ本物の終盤力がつく問題集として大変好評いただきました。
今回のレベルアップ編では惜しくも前著に入れられなかった問題だけでなく、新たに「持駒制限あり」というジャンルを加えました。
詰将棋では相手の持駒は「その他全部」となるのがルールです。
しかし、指し将棋の実戦では相手に「合駒がないから詰む」、「横に利く駒がないから詰む」、「高い合駒しかないから詰む」といったことが頻発します。皆さんも実戦では相手の持駒を見ながら寄せや詰み筋を探していることでしょう。
ならば、「実戦的であること」にこだわる本書としてはそれを反映させないわけにはいきますまい。よって、今回相手の持駒に制限を加えた問題を追加することとなりました。
前回よりさらにパワーアップして、より実戦に近づいた画期的問題集。
ぜひ全問といて「本物の終盤力」を手にしてください。
内容説明
本書では、従来の詰将棋のルールにとらわれず、駒余りや同手数の変化もある実戦的な詰め筋を多数紹介しています。第1章は居飛車系、第2章は振り飛車系の問題となっています。また第3章では、玉方の持駒を制限した問題を出題しています。実戦では、詰将棋のように玉方が残り駒を全部持っていることはありえません。誰もが将棋を指す上で相手の持駒を念頭に置いて手を読み進めているはずです。より実戦に近い状況で考えることで、読む力をつけ、持駒制限ならではの詰め筋も身につけてください。
目次
第1章 居飛車系問題
第2章 振り飛車系問題
第3章 持駒制限問題
著者等紹介
本間博[ホンマヒロシ]
1958年7月13日生まれ。大阪府出身。1985年6月10日四段。2003年3月31日引退。2006年4月1日六段。普及に熱心な棋士として知られる。活動は海外にも及び、2007年には文化庁から文化交流使に任命される。さらに詰将棋作家として作品創作し続けている他、著述活動も長く続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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