ジュリアが糸をつむいだ日

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198647483
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

手作りの糸で刺繍をするのはいいアイディアに思えたけど…友情、家族、アイデンティティの悩みを丁寧に描く、さわやかな物語。7年生のジュリアは韓国系アメリカ人。子どものころカイコを飼ったことがあるという母さんの提案で、親友のパトリックといっしょに、カイコを育てて生糸をとる自由研究をすることになります。「韓国っぽいから」と研究に乗り気でなかったジュリアも、飼ううちにだんだんカイコがかわいくなってきますが…? カイコの飼育をきっかけに、アイデンティティの悩みに向き合うことになる少女の思いを丁寧に描きます。前向きで明るくさわやかな読み物。

リンダ・スー・パーク[リンダスーパーク]
著・文・その他

ないとうふみこ[ナイトウフミコ]
翻訳

いちかわなつこ[イチカワナツコ]
イラスト

内容説明

7年生のジュリアは韓国系アメリカ人。母さんの提案で、親友のパトリックといっしょに、カイコを育てて生糸をとる自由研究をすることになった。母さんは、子どものころ韓国でカイコを飼ったことがあるという。パトリックは、がぜんやる気だ。いっぽうジュリアは、「韓国っぽい」研究だと感じ、気乗りがしない。でも、飼ううちに、だんだんカイコがかわいくなってきて…?カイコの飼育をきっかけに、アイデンティティの悩みに向き合うことになる少女の思いを、丁寧に描きます。ニューベリー賞受賞作家による、さわやかな読み物。小学校高学年~。

著者等紹介

パーク,リンダ・スー[パーク,リンダスー] [Park,Linda Sue]
1960年米国イリノイ州生まれ。韓国系米国人二世。子どものころから詩や物語を書くのが好きで、雑誌に投稿していた。スタンフォード大学英語科卒。石油会社勤務、結婚、出産を経て、子ども向けの物語の執筆をはじめ、『モギちいさな焼きもの師』(あすなろ書房)で2002年ニューベリー賞を受賞

ないとうふみこ[ナイトウフミコ]
内藤文子。上智大学外国語学部卒業

いちかわなつこ[イチカワナツコ]
市川菜津子。絵本や児童書の挿し絵で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

26
ざっくりと大きなテーマで紹介するなら、アイデンティティを問う児童文学というところなのでしょうが、それだけではありません。人種差別、友情やきょうだいとのこと、農業と環境の問題、生命をいただくということ、そしてもちろんカイコの生態!等々、一つの物語の中でこんなにもたくさん!というほど様々な問題がとりあげられてもいます。それでいて、くどくも説教くさくもなく、わかりやすく、おもわずうんうんとうなずいてしまうほどあれこれ共感できる物語でした。 2019/03/27

マツユキ

15
韓国系アメリカ人のジュリアは、親友のパトリックと、自由研究で養蚕をすることになったが、内心は韓国っぽいとやりたくなくって…。一冊で、人種差別、養蚕、兄弟、友情といろんなテーマが読めるので、大満足でした。知らないことを知ろうとしない、善人悪人関係なく、ありうるし、知らせる努力も必要。表紙の光景が現実になりますように。2023/12/19

timeturner

12
カイコを飼うこと自体いまの子供には珍しく読めるだろうけど、循環型農業、畜産と屠殺、人種間の問題など考えさせる要素が盛り沢山で、それが爽やかな友情物語でくるまれていて、とても充実した読みごこちだった。2019/01/09

みよちゃん

11
アメリカに住んでいる中学生の女の子。題名からは内容はほとんど想像できなかったが、カイコを育てる中で友情、家族、民族、環境など、気がつかなければ本質がわからない事を、わかりやすく書かれていた。あとがきで、昔読んだ本の作者だった。2019/05/09

くるり(なかむらくりこ)

10
小学校中学年の子どもが読めるお話で、この短さで、アイデンティティや人種差別、友情、農業と環境と命の問題などのテーマをこんなにきっちり書き込めるって、すごくないですか。それもちっとも堅苦しくなく、ジュリアのおしゃべりに耳を傾ける気持ちで、とても身近な問題として考えられるのです。翻訳も軽やかで、ジョークの訳語が絶妙で、すばらしい。小学生のころクラスで飼ったカイコの愛嬌ある顔、ふわふわの体、くすぐったい足の感触を思い出しました。2019/02/01

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