サイエンス・コミックシリーズ<br> マンガで学ぶゲノム―ゲノム・エクスプレス

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サイエンス・コミックシリーズ
マンガで学ぶゲノム―ゲノム・エクスプレス

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  • サイズ B5判/ページ数 432p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784839970741
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C8047

出版社内容情報

遺伝子とは何か?を探究する知的な冒険へ

遺伝子・ゲノム・DNAとはなにか?研究の歴史をフルカラー・コミックで紹介
本書は時間旅行をする列車に乗り、遺伝子に取り組んだ多くの科学者と出会う主人公の物語です。
遺伝子を中心として展開される科学史を整理し、親切に説明していきます。

遺伝子を構成する物理的実体と、その実体がデジタル・コードによって構成されていることを明らかに描き出します。
生命体の情報を暗号化されたデジタルコード、つまりDNAの塩基序列の形態で圧縮して、世代から世代へと伝達するという考えは人間が作り出したモデルであって、抽象的な概念です。
多くの科学者たちの苦闘と、想像するよりも巨大な現象である遺伝を体感できる1冊です。

内容説明

次の世代へその形質を間違えなく伝える“ゲノム”その謎をサイエンス・コミックで解き明かします!

目次

遺伝子とは何か?
遺伝子を想像する―遺伝子の発明
細胞の中へ―細胞の中の染色体に遺伝子が…?
深淵の中へ―分子の世界
何が遺伝子なのか?―遺伝物質はタンパク質?それともDNA?
遺伝子は当然そうでなければならない―シュレーディンガーの遺伝子の定義
DNAの正体―DNAの構造に、シュレーディンガーの遺伝子が隠れている
近くまで来た!―DNAから発見されたデジタル情報
偉大なる勝利―生命体を作る遺伝子の原理、遺伝プログラムを発見する
道に迷う―遺伝子はあちこちにある
底で直面した真実―そこにはほとんど何もない
脱出―消えた遺伝子
帰り道で…―生命体の情報とは何なのか
そうであるならば、あのおびただしい遺伝子は何なのか?
どんな小説よりおもしろい失敗の旅

著者等紹介

チョジンホ[チョジンホ]
ソウル大学校生物教育学科卒業後、大学院で理科教育を専攻。ソウル大学主催の「教育用ソフト開発コンテスト」で最優秀賞を受賞したことをきっかけに、コンテンツ制作に強い関心を持ち、コンピュータゲーム会社を設立。8年間エキサイティングなゲームの開発に専念した。大学を卒業してビジネスで成功した後、国立の高等学校の生物教師として働き始め、平日は生徒とコミュニケーションをとる熱心な教師として努力し、週末にはカフェにてマンガを描き作家への夢を膨らませていった。2012年11月には重力をめぐる科学の歴史を紹介した教養マンガ『グラヴィティ・エクスプレス』を発表し“韓国でもなかなか出てこないイラストの描ける科学者の誕生”と賛辞を受け、2013年文化体育観光部の最優秀教養図書、第54回韓国出版文化賞教養部門を受賞。読者をはじめ学者、評論家にも愛読されている

金重明[キムチュンミョン]
1956年、東京生。1997年『算学武芸帳』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞を受賞。2005年『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(新人物往来社)で歴史文学賞を受賞。2014年『13歳の娘に語るガロアの数学』(岩波書店)で日本数学会出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

40
途中で久しぶりに偏頭痛がする位、私には難しい内容でしたが、後半から浮上しました。遺伝は巨大な現象であり、流れる過程であり、物質に限定されない。そんな風に考えたことはなかったので、何を言っているのか、何度も振り落とされそうになりました。私が味わった混乱と挫折は、科学の歴史が失敗の過程からの学びであることを踏まえると、私は正に科学者の取組みに共感するという、通常では経験できない擬似体験をしたようです。韓国人の作者は、想像力を刺激する科学の漫画本をテーマに分野を開拓しているので、他も読んでみたいと思います。2022/02/04

kochi

13
ゲノムエクスプレスに乗り、遺伝、ゲノムについて学ぶマンガ。汽車にはさまざまな実在の人物が乗り込んで来て、主人公に歴史的な背景や考え方を教えてくれる。『黄金虫変奏曲』を読みレスラー博士が何を解明しようとしていたのか?が気になり手に取った本。四つの塩基の三つ組とアミノ酸の対応の解明は本書の半ばで終わるが、遺伝・発生はDNAだけでは決まらず、細胞やさらに上位の組織の影響もある全体的なものであるというのが本書の後半。ミトコンドリアが女系と言う意味も初めて理解できる。エクスプレスが蒸気機関車なのは銀鉄999の影響?2022/07/31

美東

9
良書。249頁。CHAPTER09 ”道に迷う 遺伝子はあちこちにある” あたりから、俄然、おもしろくなる。 396頁。”DNAやタンパク質のような物理的客体が遺伝の唯一の原因ではなく、遺伝を代表するものでもない。遺伝はひとつの巨大な現象であり、過程であり、それそのものなのだ。” 2020/08/20

ぺーはーせぶん

4
遺伝は過程であり現象である。遺伝子(核酸)は要素の一つに過ぎない。2020/08/29

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