出版社内容情報
本書は戦型別名局集の第8弾です。
居飛車穴熊の名局を日浦市郎八段が100局ピックアップし、1局4ページで詳細に解説します。
対振り飛車の救世主として登場した居飛車穴熊。出現以来、対抗形の戦いはこの囲いを巡る戦いと言っても過言ではありません。
藤井システム、ゴキゲン中飛車、角交換振り飛車など、振り飛車は居飛車穴熊を破るため、また避けるために対策を進化させ、居飛車側もそれらを打ち破るべく研究を深めました。
厳選された100局を並べれば、昭和43年の升田大山戦から平成の終わりまでの対抗形の歴史を追体験しつつ、居飛車穴熊特有の感覚を身につけられること間違いなし。
居飛車党、振り飛車党ともに必携の一冊です。
内容説明
対抗形の歴史、それは最強の囲いを巡る戦い―居飛車穴熊の名局100局収録!
目次
第27期名人戦七番勝負第2局 升田幸三九段VS大山康晴名人
第29期王将戦七番勝負第5局 大山康晴十五世名人VS加藤一二三王将
第29期王将戦七番勝負第6局 加藤一二三王将VS大山康晴十五世名人
第38期棋聖戦挑戦者決定戦 大内延介八段VS中原誠名人
第29回王座戦挑戦者決定戦 勝浦修八段VS大内延介八段
第12期新人王戦決勝三番勝負第2局 伊藤果五段VS田中寅彦五段
第41期棋聖戦五番勝負第4局 森〓二棋聖VS中原誠十段
第16回早指し将棋選手権戦決勝三番勝負第2局 真部一男七段VS米長邦雄棋王
第41期名人戦挑戦者決定リーグ戦 森安秀光八段VS大内延介八段
第41期名人戦挑戦者決定リーグ戦 中原誠十段VS森安秀光八段〔ほか〕
著者等紹介
日浦市郎[ヒウライチロウ]
1966年3月4日生まれ。北海道ひだか町出身。1980年6級で安恵照剛八段門。1984年4月4日四段。2010年4月16日八段。角換わりや矢倉の研究に定評がある激しい攻め合いを好む棋風の居飛車党。第20期(1989年度)新人王戦で棋戦初優勝。竜王戦1組通算5期。2012年10月10日、公式戦通算600勝(将棋栄養賞)を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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