内容説明
囲碁棋士・井山裕太の魂の51局を収録。数々の記録を打ち立てた軌跡がここにある。
目次
第1章 躍動、高みを目指して(史上最年少16歳の優勝(第12期阿含・桐山杯決勝vs.小林覚)
自戦解説 19歳の涙、張に敗れる(第33期名人戦七番勝負第5局vs.張栩) ほか)
第2章 前人未到の七冠独占(失冠、早くも足踏み(第51期十段戦五番勝負第5局vs.結城聡)
大三冠、再び夢へと(第38期名人戦七番勝負第5局vs.山下敬吾) ほか)
第3章 第一人者は戦い続ける(本因坊文裕を名乗る(第71期本因坊戦七番勝負第5局vs.高尾紳路)
最強手で黒先黒死(第41期碁聖戦五番勝負第2局vs.村川大介) ほか)
第4章 「世界一」へ向かって(韓国ナンバー1を破る(博賽杯金佛山国際超覇戦第1戦vs.李世〓)
中国第一人者にも勝利(博賽杯金佛山国際超覇戦決勝vs.古力) ほか)
著者等紹介
井山裕太[イヤマユウタ]
平成元年5月24日生。大阪府出身。石井邦生九段門下。平成14年入段、21年九段。日本棋院関西総本部所属。28年、第54期十段戦でタイトルを獲得し、史上初の七冠達成。内閣総理大臣顕彰受賞。29年、第42期名人戦で前年に失ったタイトルを奪還して2度目の七冠達成。30年、第44期天元戦でタイトル防衛、七大タイトル獲得数を43とし、歴代単独1位を達成。国民栄誉賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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