出版社内容情報
AR(拡張現実感)とVR(仮想現実感)を活用したシステムがどのように機能しているのか,人間の知覚システムの強みをどのように利用するのか,理論と実践をカバーし徹底的に解説. 人間の視覚,聴覚,触覚とこれらの知覚メカニズム(およびパフォーマンス範囲)を解説し,ウェアラブルディスプレイ・3Dオーディオシステム・触覚/力覚フィードバックデバイスの仕様・設計を理解できる. そしてゲーム,エンターテインメントのみならずエンジニアリング,航空宇宙・防衛,医学,テレロボティクス,建築,法執行機関,地球物理学,ビッグデータ視覚化など実際のアプリケーションの事例研究を紹介.明確でわかりやすい写真やイラストからこれらのデバイスがどのように動作するかを解説. 人的要因に関する考慮事項にも触れているため,学生だけでなくコンテンツ制作者・サービス提供者・医学従事者にとって有用な内容であり,またディスプレイやセンサを使ってAR/VRを実現したい制作者にとっても最適の教科書となっている. Addison-Wesley Professional『Practical Augmented Reality: A Guide to the Technologies
内容説明
視覚、聴覚、触覚について。触覚/力覚フィードバックデバイス。ウェアラブルディスプレイ。ヘッドマウントディスプレイ。3Dオーディオシステム。空間サウンド。位置・姿勢・動作…AR・VRのシステムと実践活用事例を詳しく解説。
目次
1 AR・VRの世界(コンピュータが作り出す世界;仮想空間を理解する)
2 人間の感覚と入力・出力装置の関係(視覚のしくみ;ヘッドマウントディスプレイの内部技術;ARディスプレイ;完全没入型ディスプレイ;聴覚のしくみ;オーディオディスプレイ;感覚のしくみ;触感フィードバックデバイスと力覚フィードバックデバイス;位置、姿勢、動作の追跡センサ;移動とインタラクションのための装置)
3 AR・VRの応用(ゲームとエンターテインメント;建築と建設;科学と工学;健康と医療;航空宇宙と防衛;教育;情報管理とビッグデータの視覚化;テレロボティクスとテレプレゼンス)
4 人的要因、法、社会的検討項目
著者等紹介
オークスタカルニス,スティーブ[オークスタカルニス,スティーブ] [Aukstakalnis,Steve]
コンピュテーショナル・フィールド・シミュレーション分野の米国科学財団エンジニアリング調査センタにおける仮想環境とインタラクティブ・システムプログラムの元代表、ワシントン大学およびミシシッピ州立大学の学部にプロフェッショナル・リサーチスタッフとして勤務。仮想現実およびインタラクティブシステムに関する書籍を2冊執筆している。多くの大学、企業、政府機関の招待講師または研究者である。アメリカ南フロリダ在住
前平謙二[マエヒラケンジ]
医学論文翻訳家
笠川梢[カサカワコズエ]
翻訳者。留学、社内翻訳を経て独立。主にメディカル分野の和訳を手がける。日本翻訳連盟会員、日本翻訳者協会会員
藪田真弓[ヤブタマユミ]
ワイズ英語サービス代表。奈良を拠点に実務翻訳・翻訳講師・通訳・企業のグローバル化及びインバウンド対応支援に従事
藤原誉枝子[フジワラヨシコ]
英日技術翻訳者。仕様書やマニュアルなどの技術文書や一般的なビジネス文書の他、会社案内や観光案内などの翻訳も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 淡島百景 〈3〉