マイナビ将棋BOOKS<br> 増田康宏の新・将棋観―堅さからバランスへ

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増田康宏の新・将棋観―堅さからバランスへ

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839967529
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

出版社内容情報

本邦初公開! 従来の将棋を一変させた革新的将棋観竜王戦5組、4組で連続優勝、新人王戦でも2連覇した注目の若手棋士、増田康宏六段が活躍の原動力となっている新しい将棋観を包み隠さず明かします。

新しい将棋観とは何か。それは盤面の「バランス」を重視するというものです。これは今までの常識であった「隙あれば穴熊」という言葉に代表されるような、玉をガチガチに守るという堅さ一辺倒の将棋とは対極の考え方となります。
増田六段は言います。「穴熊は偏りすぎた陣形で、角を持ち合った将棋では隙が大きく優秀ではない」「盤面全体に金銀をバランスよく配置するのが重要」と。

本書は増田六段の代名詞でもある「雁木戦法」に始まり、角換わり、相掛かり、対振り飛車の将棋の中から、自身の将棋観が特に発揮されている将棋をお手本としてピックアップし、対話形式で指し手の意味や方針の立て方を解説します。聞き手になったつもりで読み進めれば、自然と増田六段の将棋観を理解でき、棋力アップすること間違いなし!

第1章 雁木編
第2章 角換わり編
第3章 相掛かり編
第4章 対振り飛車編

増田康宏[マスダヤスヒロ]
著・文・その他

内容説明

自身の将棋観が存分に発揮された将棋を元に勝つための新感覚を増田が直伝。

目次

第1章 雁木編(雁木の理想的な成功例―斎藤慎太郎七段戦;穴熊にはスペースを狙え―佐藤康光九段戦 ほか)
第2章 角換わり編(新感覚の構想で勝つ―佐々木大地四段戦;争点を与えない手法―永瀬拓矢六段戦 ほか)
第3章 相掛かり編(棒銀は端角で迎え撃て―中座真七段戦;不備を突かれた戒めの一局―佐々木勇気五段戦 ほか)
第4章 対振り飛車編(角交換型穴熊は大歓迎―広瀬章人八段戦;美濃相手にも有効な作戦―黒沢怜生五段戦 ほか)

著者等紹介

増田康宏[マスダヤスヒロ]
1997年11月4日生まれ、東京都昭島市出身。2008年9月、6級で森下卓九段門。2012年4月三段。2014年10月1日四段。2018年5月22日六段。第31期竜王戦で4組優勝。第5期加古川青流戦準優勝。第47期、48期で新人王戦連続優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キタガワ

8
バランス重視の駒組みについて、増田六段本人の実戦譜を利用して解説している棋書。増田六段は簡潔でわかりやすい説明で、理解しやすかった。実戦で使えそうな手筋も数多く紹介されていて、とても勉強になる一冊だった。2018/12/01

yasuhitoakita

2
玉の堅さではなく、バランスを重視する流れがまた復活するんかな。対談形式で増田六段の実戦を解説する形なので解りやすい^^2018/10/20

kinaba

0
自分は振り飛車党なのだけれど不遜ながら共感できるところが多かったかもしれない。右桂は命と思っているし高美濃や銀冠へと金が上ずっていくの平美濃よりも違和感があるし。この本のようにバランス感覚という軸で切り直して考えて見たほうがいいのかもしれない2019/04/01

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