出版社内容情報
形勢判断が図解ですっきり分かる!
「プロ棋士の間では、このような駆け引きが行われていることを見せたい」
本書が初の著作となる、平田智也七段の言葉です。
どのような形で見せれば分かりやすい形になるか、また、アマチュアの上達に役立つ内容にするにはどうすればいいか、試行錯誤をした結果、盤面を図解する形をとりました。
テーマのはじめに局面解剖図があり、「どこが黒・白の領域か、弱い石はどこか、その他注目ポイントなど」次の一手を選ぶうえで考慮すべきことを図示していることで、視覚的に分かりやすくなっています。
また、形勢判断の際に重要な要素を解説しているだけではなく、判断を生かすための打ち方(形勢の良いとき・悪い時の考え方)にも踏み込んで解説をしています。
プロ棋士の技術の凄さを楽しむと同時に、形勢判断の方法とそれを生かす打ち方を学べる、大満足の一冊となっています。
内容説明
形勢が良い時は何を大事に打つのか?勢が悪い時はどのように逆転するか?アマが苦手な形勢判断。プロはどのように行っているのかを図解で示し、判断を生かした打ち方まで踏み込んで解説!
目次
序章 プロ棋士の勝負術(悪いときは惑わせる!;秘術を尽くしたヨセ)
第1章 形勢判断の練習
第2章 形勢が良いときの打ち方
第3章 形勢が悪いときの打ち方
終章 形勢判断に基づいた打ち方
著者等紹介
平田智也[ヒラタトモヤ]
平成6年2月27日生。広島県出身。宋光復九段門下。平成21年夏季入段(平成22年度採用)、23年二段、24年三段、27年四段、同年第41期名人戦リーグ入りにより、七段昇段。25年第10回中野杯U20選手権準優勝(非公式戦)、27年第40期新人王戦準優勝。日本棋院東京本院所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キリル
訪問者
Book Lover Mr.Garakuta