出版社内容情報
「碁が強い人はどのように上達してきたか?」
囲碁愛好家なら、誰もが気になる疑問でしょう。棋力のスタート地点は誰もが同じなはずなのに、上達のスピードが速かったり、強さの到達地点に差が出るのには、何か秘密があるのではないでしょうか?
本書では、洪道場出身棋士に焦点を当て、その強さの秘密とどのような学習をして上達していったのかを明らかにしていきます。
また、学習の具体的な内容や、ここを押さえれば上達への道が開けるといったポイントも盤面を使って紹介しているので、必ず読者の上達の役に立つでしょう。
洪道場(ホンドウジョウ)と言えば、一力遼七段、藤沢里菜女流四冠、芝野虎丸七段といった有望若手棋士を13年の間に15人も輩出する名門道場です。
本書の著者は、その洪道場を主催する洪清泉三段。洪三段は、NHK杯に出場するほどの一流棋士でありながら、指導者としての実績も抜群です。プロ棋士や高段者の指導だけではなく、入門者や級位者などの指導も行っており、その指導力は日本でナンバーワンと言っても過言ではありません。
「碁を打つからには、上達したい」という願いを持つ、全ての囲碁ファンに贈る一冊です。
内容説明
囲碁界を席巻する若手棋士、一力遼、藤沢里菜、芝野虎丸らはこうして強くなった!洪道場流の上達法を大公開!
目次
第1章 道場出身棋士(一力遼;藤沢里菜;平田智也;小山空也;出口万里子 ほか)
第2章 道場で教えていること
第3章 道場のこと
著者等紹介
洪清泉[ホンセイセン]
昭和56年12月30日生。韓国出身。韓国棋院院生としてプロ修行の経験を積んだ後、来日。韓国・日本のアマチュア棋戦で多数優勝。平成21年入段、28年三段。17年に「強いプロ、アマ棋士を育てること」を目的として洪道場を立ち上げる。現在、道場出身のプロ棋士はタイトル獲得、リーグ入りなど日本囲碁界の中心として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。