出版社内容情報
決定力不足に悩むプレーヤー、チーム指導者、必読! J得点王が教えるゴールの方程式!
元J2得点王(2005年/ヴァンフォーレ甲府)の長谷川太郎が「心=メンタル&思考」と「技=テクニック」と「体=フィジカル」を鍛え、「点取り屋」を育てる方法を直伝します。
相手DFとGKが密集して守るゴール前での「デュエル(競合い)」に勝つためには、シュートやトラップなどの技術、オフ・ザ・ボールの駆け引きと共に、それを支えるフィジカル的な要素が大きな武器となります。
本書では「天性の素質」と考えられがちな「スピード」や「体幹の強さ」を育む最新のアジリティ&フィジカルトレーニングを主軸に、シュートの決定力を高める方法、ゴールゲッターとして活躍するための思考法を紹介します。
とくにゴール前で得点を取るために相手DFと競り合うストライカーに必要な要素である「俊敏性…頭の働きが良く的確に動く」「敏捷性…身体のキレがありすばやく動くこと」「衝撃安定性…体幹部に軸を作り、あたり負けないこと」を鍛えるものとして話題のラダー(はしご)や、チューブなどを使った身体強化の実践法も数多く扱っています。
目次
第1章 イメージ力と決断力がゴールを生む鍵となる(そもそもストライカーとはどんなポジションなのか?;ゴールを決めるのに必要なのはシュートまでのイメージと決断 ほか)
第2章 「体=フィジカル」の整え方―シュートチャンスを逃さない、強くて速い「体」を作る(ストライカーの体づくりは、脳からの信号を体に伝達する神経系を刺激することから!;ストライカーに不可欠な3要素は具体的にどんなことに役立つのか? ほか)
第3章 「心=メンタル&ブレイン」の整え方―GK・DFとの駆け引きを制する「心理と思考」を磨く(駆け引きはゴール前の攻防で生きる術状況に応じて三つの段階に分けられる;「ゴールを決める駆け引き」には間接視野とゴールの見方が重要! ほか)
第4章 「技=テクニック」の整え方―決定力を高めるシュートの「技術」を身につける(シュートは自己表現の手段であり実戦で使えるものでなくてはいけない;ストライカーが身につけるシュートはタッチ数で分けると3パターンになる ほか)
第5章 ゴールする力を維持するTRE式ケア(腹式呼吸で「心」と「体」を整える;肩甲骨を動かして肩関節の自由度を高める ほか)
著者等紹介
長谷川太郎[ハセガワタロウ]
1979年8月17日東京生まれ。柏レイソルユースから1998年にトップチームに昇格。2002年のアルビレックス新潟への移籍を経て、2003年にヴァンフォーレ甲府に所属。2005年シーズンにはJ2でサンガ鳥栖の新居辰基とともに日本人トップとなる17得点を挙げ、昇格の立役者となった。2007年7月に徳島ヴォルティスへのレンタル移籍。横浜FCを経て、2009年から2010年までギラヴァンツ北九州でプレーした。2011年、浦安JSC/SC浦安(現:ブリオベッカ浦安)に移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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