出版社内容情報
ここ最近、かなり話題の「人工知能」ですが、人間の言葉を理解する人工知能の飛躍的な進歩によって、ホテルの接客や銀行の窓口業務、ユーザーサポートなどが人工知能に置き換わり、人間の仕事が奪われる、などといった話も耳にします。
その人工知能ですが、いったいどうやって人間の言葉を理解しているのでしょうか? 第3次AIブームと呼ばれていますが、かっての人工知能には不可能だったことが、なぜいま可能になったのでしょうか? その仕組みを解説するのが、この本です。
人工知能は、人間の言葉や文章をどう受け取って解析・処理し、回答をするのか? それはどういった最新の技術によって可能になったのか? また今後はどうなっていくのか? がわかる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
25
人工知能がもし独自の言語を持てるなら、そのときには、あらゆる人工知能たちがお互いにコミュニケーションを取れるようになる。現在は、人工知能同士でさえ、ばらばらに作られているためにコミュニケーションを取ることは出来ない。また、コミュニケーションを取るだけの自律性を持つ人工知能もそこまで多くない。しかし、これからは人工知能が自律性をもって活躍する時代なので、共通プトロコルはやがて言語となって人工知能の文化圏を作っていく。人工知能たち自身が文化を作ること、そして、その文化が我々人類の文化に影響を及ぼすことになる。2019/12/06
原です。
3
★★★人工知能、AIについて、勉強しようとして読んだ一冊です。ゲーム開発の者の目線で、AIは何が得意で、何が苦手かとか、分かりやすく解説してくれています。この本をきっかけにして、他の本も詠んでAIの理解を深めたいです。2018/02/04
早瀬主税
3
ある年齢以上の人は知っている、伝説的ゲームがある。「シーマン」である。シーマンという奇妙な生き物と会話をするゲームなのだが、すごく流行った。シーマンは現在でも人工知能研究の世界で高評価を得ているのだという。本書はゲーム向けの人工知能開発者が、人工知能の構造をわかりやすく解説したものです。現在の人工知能に何ができて何ができないのか、将来何ができるようになるのか、そのための課題は何か、研究者の視点から見える世界が一望できます。人工知能を考えるということは翻って人の成り立ちを考えることでもある、と感じました。2017/09/27
八乙女かもめ
0
内容がないよう。著者が言語でなくてゲームの専門家なのが問題なのでは2017/11/14
yorip
0
罵倒少女やってみたかったな2018/08/08